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Oracle CloudWorld 2023探訪記

Last updated at Posted at 2023-10-31

はじめに

はじめまして!NTTデータの津野です!
今回初投稿になりますが、10月に現地参加したOracle CloudWorld 2023の模様をお伝えします。
現地の雰囲気を知りたい方や来年以降参加される方の参考になればと思います。

※本記事はサービスや技術の話より雰囲気を中心にお伝えしています。
 発表されたサービスなどを知りたい方は以下のサイトなどを見てみてください。

Oracle CloudWorldとは

Oracle CloudWorld(OCW)とは、Oracleが毎年開催する最大規模のグローバルイベントです。今年は9月18日~21日の4日間、アメリカ・ラスベカスで開催されました。
キーノートを含む約1200のセッションや展示でOracleの最新情報が発信され、世界中から4万人以上、日本からも300人以上が参加したそうです。

ラスベカスへの道のり

日本からラスベカスへは直行便が出ておらず、サンフランシスコやロサンゼルス等で乗り換えが必要です。時間としては乗り継ぎ時間を含めて15時間以上もかかります!
今回、行きはサンフランシスコ空港、帰りはロサンゼルス空港を利用しましたが、どちらも巨大な空港であり、乗り換え時間には余裕を持った方が良いです。
なおアメリカの空港は荷物の扱いがとても雑なので、スーツケースが傷だらけになるのは覚悟してください。。。(預け入れ荷物を目の前で放り投げられました笑)
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ラスベカス空港のロビー、いきなりスロットがお出迎え

イベント会場

Venetianというベネチア風ホテルとその隣にあるSandsExpoホールがOCW開催会場。
このホテルがとてつもなく広いので道に迷います。ホテル内の案内も分かりにくいので臆せず周りの人に聞くのが吉(英語ができなくてもなんとかなります)
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会場入口
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登録会場

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会場ホテル内の空(!?)
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会場ホテル内の川(!?!?)

キーノート

メインコンテンツであるキーノートは全部5つ。
サフラCEOやラリーCTO、各分野のエグゼクティブの生の話が聞けます。
キーノートは同時通訳もあるので英語が苦手でも安心です。
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ライブ会場のような広いホールで開催
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生ラリー!!

細かい内容についてYouTubeでも公開されているので触れませんが、総じてどのキーノート・サービスでも生成AI(Generative AI)を強く押していた印象でした。

セッション

セッションは大小の各部屋で並列実施されており、事前にHPや専用アプリからセッションを登録することで参加できます。
人気のセッションは満席になることもあるので早めに登録すると良いです。
セッションはキーノートと違い、通訳はありませんが、スライドや翻訳アプリを使えば英語が苦手でもある程度は理解可能かと思います(とはいえスライドがない座談会形式やハンズオン形式のセッションもありますが汗)。
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Javaのセッション

自分はアプリエンジニアであるためJavaのセッションを中心に聴講。
Javaのトピックとしては、9月にJDK21がリリースされたのでそれがメイン。
特に「JEP444:Virtual Threads」を取り上げているセッションが多かったです。
この機能は負荷の大きいOSスレッドではなく、JavaVM上で仮想スレッドを生成できるようになる機能です。Springなどの有名どころのフレームワークも対応を発表しているので、今後の性能向上に期待大です!

またあるセッションで紹介されていたJava Management Service(通称「JMS」、Java Message Serviceととても紛らわしい)というOCIのJava監視ツールも個人的に気になりました(AIでVMオプションのリマインドなどの性能チューニングができるらしい)。性能チューニングはVMオプション数も多く、職人芸になりやすいので、AIで最適な値を設定してくれるなら助かりそうです。OCIはあまり触ったことがないので、今後いろいろ弄ってみようと思います!

展示ブース

キーノート会場の隣には各社の展示ブースがありました。
ノベルティなども貰えるので、セッションの空いてる時間などにチェックするのがおすすめ。
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入口前のオブジェ
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喫茶スペースではバイオリニストの演奏も
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コネクテッドカーも置いてありました
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グループ会社である NTT DATA, Inc もブース出展
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売店でTシャツなども売っていました

Japanセッション

3日目の夜には日本人参加者限定のセッションも開催!
キーノートの振り返りやUber開発者への質問会、懇親会が実施され、ホっと一息つくことができました。
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UberがOCIに移行しているという話
最近までUberがオンプレ中心だったというのに驚きました
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その他

Cloud Party

Japanセッションの後にはなんとロックバンドも呼んだ大規模なパーティーが開催。
お酒や食べ物などが自由に貰うことができ、スケールの大きさに驚きました。。。
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途中からロックバンドの演奏も
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お菓子が取り放題

グルメ

カンファレンス中の朝食・昼食は無料で提供!
ラスベカスは円安物価高でどこも食事が高いのでとても助かりました。。。
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こちらも端が見えない巨大な倉庫のような会場で提供
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食事はブッフェ形式で取り放題
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ブッフェ会場以外でも、いたるところにコーヒーや軽食が置いてあります

最終日は、近くにある日本未出店のIn-N-Out Burgerにも行きました。
人気店で行列ができていましたが回転率は速く、ボリューミーでとても美味しかったです!
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↑ のセットで11ドルぐらいでした

あとがき

このような海外カンファレンスに参加するのは初めての経験(そもそも海外旅行すらほとんど行っていない・・・)でしたが、圧倒的なスケールや雰囲気を直に感じることができ、かなりのモチベーションアップに繋がりました!

他の参加者ともっとコミュニケーションが取れたら!と思う場面も多かったので、今後は英語力を身につけたいです。。。!

次はいつ参加できるかわかりませんが、機会があればまたこういう海外カンファレンスに参加したいなと思います!

それではまた次の記事で!!

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