Amazon Athena入門:サーバーレスで簡単にビッグデータを分析しよう!
アマゾンのサービス名っておしゃれ過ぎて、イメージがつかないときありますよね
因みにAthenaは 知恵・芸術・学芸・戦争などの女神 だそうです。アテネと同じつづりでもあります。
さて本題です。
Amazon Athena(アマゾン アテナ)は、初心者でも簡単にデータ分析ができるAmazon Web Services (AWS) のサービスです。この記事では、Athenaの特徴と使い方について、初心者向けにわかりやすく解説します。
Athenaとは?
Amazon Athenaは、AWSのクラウドストレージ「Amazon S3」に保存されたデータをSQLで分析できるサーバーレスのデータクエリサービスです。プログラムの知識がなくても、Athenaの画面上でSQLを使って簡単にデータを検索・集計できます。
Athenaの主な特徴
1. サーバー管理が不要
通常のデータベース分析はサーバーの設定や管理が必要ですが、Athenaではその必要がありません。AWSがインフラを管理しているので、使いたい時にインターネットからアクセスし、すぐに分析ができます。
2. SQLを使ってクエリを実行
Athenaでは、データ分析に使われるSQL(Structured Query Language)という簡単な言語を使用します。これにより、「特定の商品が何回購入されたか」や「訪問者数の集計」といったデータをすぐに取得できます。
3. コスト効率が良い
Athenaは、クエリごとに料金が発生するため、必要な時だけの使用で済み、効率的にコストを抑えることができます。大量のデータに対しても、コストを気にせず、柔軟に分析が可能です。
Athenaの使い方:例えばこんなシーンで!
例えば、あるECサイトで「どの商品が人気か」を知りたい場合を考えてみましょう。ECサイトの訪問データや購買履歴がAmazon S3に保存されていれば、AthenaでSQLを用いて「よく売れている商品」「特定の月の売上」などのデータをすぐに分析できます。
Athenaでのデータ分析の流れ
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Amazon S3にデータを保存
- Athenaが分析するデータは、Amazon S3に保存されている必要があります。S3には、CSVやJSON形式でデータを格納できます。
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Athenaでクエリを実行
- Athenaの管理画面からSQLクエリを実行します。SQLは簡単なコマンドで、データの検索・集計がすぐに行えます。
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結果を即座に取得
- 実行したクエリの結果は、Athenaの画面上ですぐに確認できます。また、結果は保存しておくことも可能です。
まとめ
Amazon Athenaを使えば、サーバーのセットアップや管理が不要なため、ビッグデータ分析がもっと身近で簡単になります。S3にデータを保存しておくだけで、SQLを使って必要な時にサッと分析を行えるAthenaを活用して、データドリブンな意思決定に役立てましょう!
Athenaについてもっと詳しく知りたい方は、AWSの公式ドキュメントもぜひ参考にしてみてください。