この記事を書く動機
知り合いのビブリオバトルレポートに影響されたので私もやります。
私は「メンバーのため、自分のために、組織を如何に良くすることができるか?」の目的で沢山の本を読みます。
全部の本を精読することはしませんが、沢山の本に目を通すことで
今の自分の考えを補完しながら、今の自分と異なる考え方を取り入れるようにしています。
「人、本、旅、、」
学ぶ手段は多くありますが、私は圧倒的に「本(紙)」となっています。
以下、それぞれの本から得たフレーズで繋ぎます!
まわるリモートチームのマネジメント術(飯田剛弘)
これが絶対という方法はない。
働き方の選択肢としてリモートワーク。
お互いを深く知ることが難しい。
信頼関係は自然でなく、意識して作りあげる。
共通の前提や認識が無ければ、聞き手は理解できない。
互いに歩み寄る。
何となくで相手の邪魔をしない。
会う前提で物事を進めない。
ザ・ゴール(エリヤフ・ゴールドラット、三本木亮訳)
会社の目的はお金を儲けうること。
目的から遠ざける行為は全て非生産的。
効率的に製品を作るは目的にならない。
倒産する企業の多くは、キャッシュフローが原因。
純利益、投資収益率が高くても会社はつぶれる。
努力は仕組み化できる(山根承子)
努力と行動経済学。
今と未来。
2か月で習慣化。
運を信じる人ほど、不幸になりやすい。
行き過ぎた楽観主義の人は、将来を考えることができない。
任せるコツ(山本渉)
相手の身になって考える。
目的を伝える。
相手の余力への配慮。
断ることができる余白。
感謝の気持ち。
成長し続けること、今いる世界から越境すること。
マネジメントを楽しむ。
チームを持つと喜びが何倍にもなる。
聞くことが重要。
リーダも失敗を覚悟で調整する。
人間は不完全。
教えてもらう。
ビジョナリーカンパニー(ジム・コリンズ、ジェリー・ボラス、山岡洋一訳)
ビジョナリー 未来志向、先進的な。
個人では無く、組織として考える。
基本理念を曲げず変化に対応する。
ビジョン アイデアは諦めても良いが、会社は諦めない。
長く続く素晴らしい組織を作り上げる。
組織あってこそ。
製品ではなく、企業文化の浸透。
「役に立つことをする」のが会社の目的。
組織が人を輩出する。
将来に投資しながら、同時にたった今の業績を良くする。
なぜ日本からGAFAは生まれないのか?(山根節、牟田陽子)
日本にも確かに存在していた巨大な種。
その種は芽吹かなかった。
GAFAとの間には途方もない差がある。
なぜ日本は種を育てることが出来なかったのか?
2つの東京オリンピックの比較。
アシックスとナイキの差。
マインドの大切さ。
シリコンバレーには物凄い数のベンチャーを立ち上げるインフラ(仕組み)がある。
最初にその仕組みを作ったのはスタンフォード大学。
シリコンバレーの対極にいる日本。
なぜ働いていると本が読めなくなるのか?(三宅香帆)
仕事をしていると本を読めなくな人は多い。
何のために本を読むのか?
本自体は変わらないが、本に対する人の考え方が時代とともに変わっている。
リーダーは戦略より、戦術を鍛えなさい(加来耕三)
戦略は戦術の集合。
戦術が崩れると戦略も崩れる。
得意な戦術を使う。
新しい戦術を使う。
リスクヘッジを怠らない。
情報を包み隠さず共有する。
ゴールを示す。
未来のお金の稼ぎ方(児玉隆洋)
目的地を見失わないスキル。
キャッシュフローをみるスキル。
詐欺を回避するスキル。
中立な情報を見極めるスキル。
テクノロジーとリンクさせるスキル。
未来を良くするために、お金を使うスキル。
日本はお金のことをオープンにできない空気がある。
人の信用残高は日常の些細なタスク、当たり前のことを当たり前にやることで積みあがる。
段取りが良い人と段取りが悪い人の習慣(鈴木真理子)
全体を捉える。
考えてからやる。
80点主義。
基本を大切にする。
重要度を優先。
やらないことを決める。
データで分かる2030年雇用の未来(夫馬賢治)
19世紀イギリスの産業革命。
ラッダイト運動は時代の流れに逆らえなかった。
イギリスでは産業革命の中、急速に学校教育制度が整えられた。
イギリスの産業革命は労働生産性の向上が目的。
21世紀の産業革命は世の中の行き詰まりが主要因。
持続可能じゃないことがわかってきた。
サーキュラーエコノミー循環経済。
インプット大全(樺沢紫苑)
インプットの97%はムダ。
インプットと目標はセットで。
より具体的なアウトプットを決める。
自分の考えと違う本もあえて選び、読んでみる。
質問を前提に聞く。
言語化大全(山口拓朗)
言語化出来ない人は、何も考えていない人と同じ。
頭の中にあっても意味が無い。
発想やアイデアは言葉から生まれる。
新しい体験をすることで、新しい言葉に出会う。
言葉を知っていると使えるは別。
言語化のゴールは相手に伝わること。
そして行動する。
2030年ビジネスの未来地図(『THE21』編集部)
気候変動、人口減少、地球にダメージを与えない。
年功序列の衰退。
テクノロジーによる中抜き。
学校教育の変化。
言語の壁がなくなる。
リモートワークによる会社へのエンゲージメントの低下。
日本人ならでは感性が重要になる。
図解でわかる2030年の未来予想図(原田武夫)
新たな基盤技術。
水冷式コンピュータ。
量子ドット技術。
医療技術。
ソーシャルキャピタル。
2030年大予測(日経トレンディ)
生成AIにより全てが加速し、融合していく。
人口増加によるタンパク質危機。
トラック輸送機器。
水道間40年機器 インフラ老朽化。
解決のキーワード。
AI、ロボティクス、モビリティ、ヘルスケア、フードテック
国民の違和感は9割正しい(堤未果)
能登半島地震のガレキ撤去の遅さ。
NTT株の売り。
水道設備の運営委託。
戦争とお金。
裏金。
2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ(NewsPicksパブリッシング)
テクノロジーが予測する未来。
WEB3.0。
ブロックチェーン、分散自律型組織、DAO。
自分の評判をマネジメントする。
問題解決(高田貴久)
問題解決は思考術。
論理的に考える、そして本質をとらえる。
事実ベースで考え、本質的な問題をみつける。
あたりをつける。
人を巻き込む力が必要だが、阻害要因も人となる。
信頼を築くことが全ての基本。
業務改善の問題地図(沢渡あまね)
改革 価値創造。
改善 現状肯定。
勇者頼みの改革、改善に頼らない。
未来の姿をすり合わせする。
ありたい姿を話す。
人を責めない。
仕組みを疑う。
否定しない習慣(林健太郎)
今しゃべるタイミングなのか?
自分は正しいという思考をしない。
自分の認識が正しいとは限らない。
目的を共有する。
承認しても同意はしない。
言葉より態度は雄弁。
否定してしまった場合はリカバリをする。
笑顔が大切。
エンジニアのためのマネジメント入門(佐藤大典)
マネジメントとは組織に成果を上げさせるための機能。
マネージャーは組織の成果に責任をもつ。
個人のパフォーマンスより、組織が重要になる。
僕らが毎日やっている最強の読み方(池上彰、佐藤優)
アウトプットを具体的に意識することでインプットの質が高まる。
読むべき古典作品。
白鯨
新曲
リーダは話し方が9割(永松茂久)
導く人。
相手の立場、気持ちを理解し、寄り添う気持ちを持って話す。
人をやる気にさせて、能力を引き出す。
自己重要感。
すごいリーダより、共に導くリーダ。
如何に簡単に、シンプルに伝えるか。
未来。
メンバと話す機会を意識して作る。
頼るときは周りを活かすとき。
やりたいことの見つけ方(八木仁平)
情報が少ない場合は良く考える。
情報が多い場合は直感で直ぐ決断した方が良い。
経験や行動の数が少ない人は直感が働きにくい。
得意だけでなく、好きを優先してみる。
世界でいちばんやさしい教養の教科書(児玉克順)
考え方は時代とともに変わる。
中世
近世
近代
現在
言葉にできるは武器になる(梅田悟司)
その気持ち、言葉にできる?
考えていないことは口にできない。
不意を突かれたときの発言は本音がでてしまう。
思考の深化なくてして、言葉だけを成長させることはできない。
「内なる言葉」頭に浮かぶ感情や、自分自身と会話する。
気持ちと言葉が一致していなければ、言葉と行動は一致しない。
頭のいい人が話す前に考えていること(安達裕哉)
どれだけ考えても、伝わらなければ考えたことにならない。
「理解できている」=「整理できている」。
「ちゃんと考える」の「ちゃんと」を具体的に伝える。
賢いフリではなく、賢く振る舞え。
頭のいい人は論破しない。
言い方には気をつけるべきだが、上手く話す必要は無い。
本当に相手の為になるのか?
「結論から話す」は「相手が聞きたいことから話す」。
「電話」で伝えられた場合、言語化するコストを受け手が支払うことになる。
「言語化」は単に「言葉にする」とは違う。
言語化の質がアウトプットの質を決める。
いちばんやさいいDXの教科書改訂2版(亀田重幸)
デジタルトランスフォーメーション。
2004年頃にスウェーデンのウメオ大学教授エリック・ストルターマンに提唱されたと言われている。
紙、ハンコを無くすことから。
業務を変え、社風を変える。
2018年12月経産省から「DX推進ガイドライン」が発表される。
日本は大きく後れを取っている。
レガシーシステムの保守、運用は技術的負債になっている。
クラウド、モバイル、ソーシャル、ビックデータ。
地方創生の教科書(鈴木信吾)
テレワーク。
廃校舎の再活用。
企業誘致。
日本の未来は地方にかかっている。
デジタルの力で変える。
町を活性化することと、そこにいる人の幸せは必ずしも一緒ではない。。
地方創生を日本国民全員でやっていく。
教養としての日本地理(浅井建爾)
人口のピーク2008年。
2048年には1億人を下回る。
47都道府県に過疎地がある。
廃藩置県前から県は存在した。
感情の整理が出来る人はうまくいく(有川真由美)
怒りっぽい人は大損している。
怒っていると判断力が鈍る。
怒っても絶対に他人は変えられない。
感情を上書きするには行動、言葉、考え方。
自分にとって何が大切か。
解決できないことと、出来ることを分ける。
まあいいか。
朝1分間、30の習慣(マツダミヒロ)
今日どんな日にしたいか?
自分のとの約束を大事にする。
自分がリラックスした状態でいられる予定を作る。
今日誰に感謝したい?
自分の顔をみる。
やらなくて良いことを決める。
自分の人生の主役は自分。
瞬考(山川隆義)
仮説が湧くのは「知っているから」。
仮説の源泉はインプット。
関係性をみつける。
似たものを見つける。
日々蓄積する。
相手が知らなくて、知るべきことは付加価値となる。
事象が起きたメカニズムを探る。
業界が変わってもビジネスモデルは同じ。
韓国ドラマ
半導体
音楽、本
ITの世界で起きたことが、後追いで人間の世界でも起きる。
だから僕たちは組織を変えていける(斉藤徹)
あなたが変わると人間関係が変わる。
半径5mが変わると組織が変わる。
組織を変える旅。
仕事の捉え方でやりがいのある仕事に変えることができる。
与えることを楽しむ。
対話=リスペクト。
人と問題を切り離す。
ワクワクする未来へ。
整える習慣(小林弘幸)
気分が乗らない時にメンタル部分で何とかできない。
気分が乗らない時は「動く」。
時間の使い方を工夫する。
集中できる朝にやること。
集中できない昼食後にやること。
寝る前の習慣を変える。
自分の行動を客観視して、体調チェックをする。
怒らないと決めておく。
過去ではなく、新しい自分に目を向ける。
忙しい時ほど「ゆっくり、丁寧に」やる。
オックスフォード世界最強のリーダーシップの教室(中谷安男)
オックスフォードユニオン。
正解のリーダと学生がディベートを行う最大機関。
自由な討論のための圧倒的な準備。
It is out of context.
日本の目に見えない合意を求める文化は世界とは違う。
言いかえ図鑑(大野萌子)
とっさの一言が大事。
大事なことは相手のことを尊重して、対等に接する「姿勢」。
ポジティブ言葉を意識する。
身近な人間関係がうまくいっていれば人は幸せを感じられる。
「わかる、わかる」ではなく、「あなたはそう思っているんだね」。
事実を伝える。
シンプルに伝える。
穏やかに伝える。
ジェフ・ベゾス(ブラッド・ストーン、井口耕二訳)
猛烈CEO。
1995年ウォールストリートの高給を捨てて、起業。
圧倒的な力をつけたテクノロジー企業を10年で構築。
失敗もしている。
離婚。
新しい恋人。
ライフシフト(リンダ・グラットン、アンドリュー・スコット、池村千秋訳)
2007年生まれの子供の半数が100歳以上生きる。
100歳になった自分がどうみるか?
今の自分の決断は、未来の自分の厳しい評価に耐えられるか?
自分の詳細の可能性を知る。
超・集中ハック(伊庭正康)
人間は一つのことしかできない。
タスクを切替えたい誘惑に負けない。
最初に1分やってみる。
少しだけ手を付けておく。
準備と判断を無くし簡単にする。
改めて今年1年読んだ本のメモを見つつ、印象に残ったフレーズは沢山あった!
もうちょっと書こう思いましたが、今回はこの程度で。
ちなみに2024年で一番心に残った本は以下
「ビジョナリーカンパニー」
圧倒的な情報量!
情報に裏付けされた確かな本。
時代を超えた情報量。
読んでない人は今すぐ読んでください!
最後にその他
ついでに小説も少々。
私は毎年「本屋大賞」を楽しみにしています。
ランキングされた本はジャンルを問わず、本屋さんに選ばれる理由が分かる。
2025年春の本屋さん大賞楽しみにしています!
2024年の第1位の「成瀬は・・」は、続編も含め、読後感が良い!
ただし私は大雑把に読んでいるので、作者の細かい工夫や、繊細な言い回しは
ほとんど理解していないと思われる。
それでも本は楽しく読める!
ちなみに上記の本はほとんど図書館で借りた本です。
予約した本ばかり見ていると内容が偏るので、図書館の返却棚にある本のタイトルをみて何も考えず借りることが多いです。
返却棚から本をピックアップするのは新しいジャンルに出会えるのでお勧めです!
以上