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応用情報技術者試験合格体験記(2023年春期)

Last updated at Posted at 2023-07-05

はじめに

社会人になってから約1年ほどすぎた2023年度春季の応用情報技術者試験に合格しました。
合格までにどんなことをしたかを記録してどこかの誰かの役に立てれば良いなと思っています。

スペック

情報系の大学院卒
2023年現在社会人2年目(2022年度入社)
2019年秋季の基本情報技術者取得済
プログラミングはある程度はいける。(機械学習モデルを少し使える程度)

基本情報取得済+情報系ではありますが、ほとんどのことは忘れており、結果的に一から勉強することになりました。

試験結果

問題は2023年度春期問題を参照してください。

取得スコアは次のようになりました。

午前

ストラテジ系 21.25点(85%)(満点25.00点)
マネジメント系 10.00点(80%)(満点12.50点)
テクノロジ系 36.25点(57%)(満点62.50点)
午前得点 67.50点

午後

選択問題
問1 情報セキュリティ(必須)
問2 経営戦略
問8 情報システム開発
問9 プロジェクトマネジメント
問11 システム監査
午後得点 75.00点

午前はマークシートにメモしていたので突破していると思っていました。
午後は自己採点だと60点ぐらいだと思っていましたが、ふたを開けてみると午前より高得点という。。。
午後の採点基準は結構甘めなのかという感想になりました。

勉強の進め方とスケジュール

参考書には、「徹底攻略 応用情報技術者教科書 令和4年度」を使いました。
(※最新版はこちらのようです。)
こちらの本を選んだ理由は会社から支給されたからです。ランキングなどではあまり上位には来ておりませんでしたが特に気にはなりませんでした。

私は2023年の1月から勉強を始めました。なので合計で3か月ちょっと勉強したことになります。
進め方はざっくり次のイメージです。

1月 参考書をざっくり2周読む
2月 午前の過去問を解きまくって復習
3月-4月 午後の過去問を解きまくって復習

少しパワー系ではありますが結果的にこの勉強法でよかったような気がしています。
前述の通り、自己採点の段階で午後は少し点をとれていないように感じていたので、参考書を読む時間を削ってもっと午後の対策の時間を増やせればよかったなと思いました。
結果的に過去問は過去5年分(計約10回分)解きました。
過去問についてはIPA試験でおなじみの応用情報技術者試験ドットコムを使わせていただきました。2月以降はほとんどこのサイトを見てわからない単語をggるみたいな感じでした。

午前の対策

午前は、過去問をとにかく解きまくることが最も重要だと思いました。これは基本情報と同様で、応用情報でもこの方法が最も得点が上がる勉強法ですね。応用情報でも過去問と同じ問題が半分くらい使いまわされている傾向があるので、本番の時にすでに見たことのある問題だと自身をもって選択することができました。

私は特にテクノロジ系が弱かったので(情報系の大学なのですが。。。)、過去問を何度も解いて気合で覚えていました。
(身についているかは気にしないようにしています。)

また、家での勉強以外には応用情報技術者試験ドットコムを使うことで移動時間に1問1答を解いて覚えるなどもしていました。振り返ってみるとこの時間に見た単語が一番頭に残っていたような気もしています。

そんなこんなで本番では67%とれていたので狙い通りの点数を取ることができました。
テスト中にも午前はいけるなという手ごたえはありました。

午後の対策

午後については、過去問を1回分といて、まずどれを選択するかというところを考えました。
問1 情報セキュリティ(必須)
問2 経営戦略
問3 プログラミング
問4 アーキテクチャ
問5 ネットワーク
問6 データベース
問7 組込みシステム開発
問8 情報システム開発
問9 プロジェクトマネジメント
問10 サービスマネジメント
問11 システム監査

プログラミングは解いていて楽しかったのですが、問題によっては全くわからないこともあったので本番の問題次第で解くか決めようと考えていました。大学時代にプログラミングを触っていただけに少し悔しかったですが。。。

また、過去問を解いた感触として、「問4 アーキテクチャ」・「問5 ネットワーク」・「問6 データベース」が全く解けずこの辺りは他の年度を解く際には全く触れませんでした。
結果的にこの作戦は成功しましたが、他の大問でミスった時が怖いので過去問ぐらいは解くべきだったかもとは思いました。(午前のテクノロジ系の点数も上がりますし)

これらを踏まえて、今回過去問を重点的に勉強して狙いにいった大問は以下になります。
問2 経営戦略
問7 組込みシステム開発
問8 情報システム開発
問9 プロジェクトマネジメント
問10 サービスマネジメント
問11 システム監査

何回か過去問を解いていると「問9 プロジェクトマネジメント」や「問11 システム監査」辺りが得点源のように感じました。特にシステム監査は監査の実務経験がないのに割と毎回高得点という。。。

「問2 経営戦略」・「問9 プロジェクトマネジメント」・「問10 サービスマネジメント」・「問11 システム監査」は問題文をよく読めば答えが散りばめられているので、前提知識がなくてもかなり点数に貢献してくれることが多かった印象があります。

「問7 組込みシステム開発」・「問8 情報システム開発」は私の場合は問題によって得点がかなり左右されました。ただ爆発力はすごかった。(過去問の時は)

本番は「問8 情報システム開発」でGitの問題がでたので選択したのですが上辺だけのGithub使用経験では利用イメージができずあまり得点がとれませんでした。。。

そんなこんなで本番は国語を頑張ったみたいな結果になります。情報系の大学院を卒業しているとは思えませんね。

まとめ

以上のようなことを取り組んでなんとか合格できました。
これまで記載した通りほとんど初学者同様の状態で勉強を始めて、本番は一所懸命文章を読んで点数を取って合格しました。どういう受かり方をしても受かれば一緒なのでこれはこれで良いと思っています。

今後としては、現在E資格の勉強をしているので、応用情報の上位資格は直近でとる予定はありません。
ですが、せっかくの午前Ⅰの免除権がもったいない気もするので来年あたりに情報処理安全確保支援士をとろうかなと思っていたりもします。気が向けば。

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