起動させるまでがすごく苦労したので、備忘録として以下メモをのこします。
##■PHP使う為に MAMP インストール
XAMPP でもいいです。Windows でも MAMP は動くのでただの好みです。
インストール後は、C:\MAMP\htdocs
の配下に test
フォルダを作ってそこを、Laravel プロジェクトにしていきます。
##■PHP の Path 通し
MAMP の中にはいっている PHP の ver を、システム環境にて Path 通しします。
これをしないと、コマンドプロンプトで php コマンドが使えないです。
※管理者権限で、環境変数に設定する必要があり、
コマンドプロンプトで下記コマンドで、管理者権限で環境変数の設定が開けます。
Start C:\Windows\system32\rundll32.exe sysdm.cpl, EditEnvironmentVariables
・参照
https://www.lisz-works.com/entry/sys-env-admin
##■Composer インストール
インストール手順は以下参照。
・参照
https://weblabo.oscasierra.net/php-composer-windows-install/
インストール時、php.exe は MAMP の中の使用するものを指定。
Composerってどんなもの?ということについては以下参照。
・参照
https://gomiba.co/archives/2017/08/883/
##■Composer で Laravel インストール
以下コマンドで、C:\MAMP\htdocs
配下に test
という階層をつくり、そこをLaravelプロジェクトとして用意していきます。
test
という階層の中に Laravel がインストールされていきます。
composer create-project laravel/laravel test
インストールされると、以下のような階層で vendor というフォルダ一式(これがLaravel本体)も出てくるはず。
─── test
├── app ・・・アプリケーションのロジック
├── bootstrap ・・・laravelフレームワークの起動コード
├── config ・・・設定ファイル
├── database ・・・MigrationファイルなどDB関連
├── public ・・・Webサーバのドキュメントルート
├── resources ・・・ビューや言語変換用ファイルなど
├── routes ・・・ルーティング用ファイル
├── storage ・・・フレームワークが使用するファイル
├── tests ・・・テストコード
└── vendor ・・・Composerでインストールしたライブラリ
この階層のファイルや役割は以下より参照。
・参照
https://qiita.com/sano1202/items/6021856b70e4f8d3dc3d
composer.lock
も一緒に test
階層にインストールされる。
下記コマンドで、composer.lock
の内容もインストール。
composer install
##■vendor の中の autoload.php
vendor の中に autoload.php ファイルが必要だが無い場合がある。
その場合は、test 階層で、composer.json を元にアップデートする必要がある。
以下コマンドで対応。
composer update
その後再度 composer install
composer install
vendor の中に autoload.php
ファイルが出てきてることを確認。
composer install
と composer update
の違いについては以下を参照。
・参照
https://it.becrazy.jp/article/difference-composer-install-update
##■ファイル初期設定
Laravel をサーバーで動かすことを考慮し、test 配下の /config/app.php
の中身を、いくつか日本仕様にします。
・参考(動画の 1:53 あたり)
https://www.youtube.com/watch?v=Br_Tx619k9E
test 直下の .env ファイルも編集します。
私は myspl 使用するので、.env ファイルの DB_CONNECTION あたりはそのまま触らず。
###●500エラー
500 | SERVER ERROR
test 直下に、.env ファイルが存在していないと、起動した際にエラーになるもよう。
.env.example
というファイルはあるはずなので、複製して.env
という名前に設定。
##■Laravel起動とブラウザ表示
コマンドプロンプトで、artisan ファイルのある階層で、以下コマンドで、Laravelを起動します。
php artisan serve --port=4000
php artisan serve
だけでも起動できますが、初期ポート8000が指定されるようです。
--port=xxxx
で任意のポートを指定できます。
ブラウザにて localhost:4000
にアクセスします。
##■エラーの対応
自分の場合、以下のようなエラー表示がでてきました。
###●暗号化キー設定のエラー
No application encryption key has been specified.
.env ファイルに暗号化キーが設定されていないもよう。
下記コマンドでキー設定。
php artisan key:generate
.env ファイル内記述の以下キーに設定される。
APP_KEY=