LoginSignup
7
6

More than 1 year has passed since last update.

【2022年1月版】RedashをDocker Desktopで使ってみる

Posted at

はじめに

業務でRedashを使っているのですが、すでに用意されていたRedash&ゲスト権限なため、Redash自体についてあまり理解できてない状態でした。

そこで理解を深めるため、自分でRedashをDocker Desktopで構築してみました。

本記事は、その手順的なものを備忘録的にまとめたものとなります。

基本的には、下記の公式ドキュメント通りに実行しただけとなります。

環境

1. Docker Desktopをインストール

まずはDocker Desktopをインストールしておきます。

2. Redashをclone

適当なところにRedashのリポジトリをクローンします。

$ git clone https://github.com/getredash/redash.git

3. REDASH_COOKIE_SECRETを設定

REDASH_COOKIE_SECRET という環境変数を定義する必要があるようです。
今回はローカルのPCに構築するだけなので、 .env ファイルを作成し、そこに記述しておきます。

詳しくは、下記ページが参考になりそうです。
https://redash.io/help/open-source/admin-guide/secrets

.env
REDASH_COOKIE_SECRET=hogehoge

4. Dockerをセットアップ

コンテナを作成します。

$ docker-compose up -d

成功すると、Docker Desktopに「redash」が表示されます。

スクリーンショット 2022-01-30 10.44.44.png

5. Nodeのパッケージをインストール

フロントエンド周りで必要になるようなので、Nodeのパッケージをインストールします。

$ yarn --frozen-lockfile

※ 上記コードを実行した際に、下記のようなエラーが発生しました。
内容的には node のバージョンが合ってないというものだったので、nvmnode のバージョンを 14.16.1 に指定してあげることで解決しました。

error redash-client@11.0.0-dev: The engine "node" is incompatible with this module. Expected version "^14.16.1". Got "17.3.0"
error Commands cannot run with an incompatible environment.

6. データベース作成

データベースの作成を行います。

$ docker-compose run --rm server create_db

ここまで問題なく進んでいれば、http://localhost:5000 でRedashのページを読み込むことができるかと思います。

7. フロントエンドのコードをビルド

フロントエンドのUI構築のため、ビルドを行います。

$ yarn build

ちなみに、ビルドしなくてもページ自体は見れますが、デザインが当たってなかったです。

ビルド前 ビルド後
r_before.png r_after.png

8. Adminユーザーを作成

最初にAdminユーザーを作成するページが表示されるので、そこで適当にユーザー名・メールアドレス・パスワード、組織名を入力します。

スクリーンショット_2022-01-30_23_17_29.png

9. 完了 :rocket:

以上の工程で、Redashの構築が完了しました。
スクリーンショット 2022-01-30 23.20.07.png

あとはデータソースを追加して、自分だけのRedashを自由にイジイジすることができますね:relaxed:

まとめ

  • ちょっとはまったところはありつつも、簡単にRedashをDocker Desktopで構築できた
  • Redashの理解は深まってはいない
7
6
1

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
7
6