0. 結論
まず初めに結論から言うと "私にとっては"非常に意味のあるもの でした。
詳しい内容については、2. AWS認定資格コンプリートに意味はあるのか? で記載いたします。
1. はじめ
はじめまして tsumita と申します。
私は主にAWSを中心としたインフラエンジニアとして働いており、2021 APN AWS Top Engineer, 2021 APN ALL AWS Certifications Engineerに選出されています。
今回はIT資格取得をテーマに学びをシェアしよう!【PR】Udemy の6日目に参加させて頂きます!
私は2021/12/06時点で取得可能なAWS認定資格11種類を全て取得(コンプリート)しています。
※Alexa Skill Builder(AXS)は試験自体が2021/3/23にRetiredとなっています
AWS認定デジタルバッチ
今回は「AWS認定資格コンプリートに意味はあるのか?」についてシェアしようと思います。
AWS認定資格コンプリートのしやすい順番や各試験の学習方法については、インターネットで検索すれば多くの情報が出てくるので今回は記載いたしません。
とは言え、今回はUdemyさんの企画でIT資格取得がテーマなので、AWS認定資格の中でも難易度が高いとされている、AWS Certified Solutions Arhitect - Professional(SAP)に私が合格した際に利用した問題集を紹介します。
こちらのUdemyの問題集は英語での記述となっていますが、1問ごとに丁寧な解説がされている上に定期的に問題の見直しがされており非常に素敵な問題集となっています。セール中であれば千円程度で購入できると思いますので、SAPの取得を検討している方には非常にオススメです。
2. AWS認定資格コンプリートに意味はあるのか?
再掲になりますが、AWS認定資格コンプリートは "私にとっては"非常に意味のあるもの でした。
具体的には大きく以下3点の恩恵を受けることができているからです。
- 単一ではなく複数のソリューション(アプローチ)が浮かぶようになった
- 周りの目にバイアスがかかり相談などをいただくことが多くなった
- いい意味のプレッシャーから継続的に学習するようになった
以下にそれぞれの恩恵について詳しく記述します。
2.1 単一ではなく複数のソリューション(アプローチ)が浮かぶようになった
例えば、AWS認定資格では「様々なサービスを組み合わせた際に、どの選択肢が一番コスト効率や性能面でベストか?」を回答するような問題が出ることがあります。
この問題を解けるようになるには、各サービスの仕様はもちろんのこと「各サービスを組み合わせることが可能か?」や「各サービスを組み合わせる際のベストな構成は?」などの実務の中でも考えることが多いような、ベストな構成を考える能力を鍛える必要があります。
私は複数のAWS認定資格を取得する中で上記の能力を鍛えるができたと思っています。
結果的に自分の中の引き出しが増えて複数のソリューション(アプローチ)が浮かぶようになり、浮かんだソリューションの中からベストな構成を導き出せるようになっていると感じています。
(とは言えまだまだ全然知識不足を感じる場面が多いので日々勉強しています。。)
2.2 周りの目にバイアスがかかり相談などをいただくことが多くなった
私がAWS認定資格をコンプリートしており、2021 APN AWS Top Engineer, 2021 APN ALL AWS Certifications Engineerに選出されているという事実から、社内の人からAWSについての相談や様々な活動に声をかけて頂ける機会が増えました。
例えば、「AWSを利用して何かしらのアーキテクチャを検討している際にアドバイスが欲しい場合」に私をバイネームで呼んでくれたり、「社内の"つよつよエンジニア"の活動」に声をかけていただけました。
これは周りの目にバイアスがかかった結果だと私は思っており、今後のエンジニア人生にとって非常に大きなプラスとなると感じています。
日本全体でAWS認定資格をコンプリートしている人は昨年のAPN ALL AWS Certifications Engineers選出時で90名程度だったことを考えると、バイアスをかけるにはまだ十分な価値があると思っています。
2.3 いい意味のプレッシャーから継続的に学習するようになった
これは精神的なものなのですが、2.2
でのバイアスがかかった周りからのプレッシャーから常に学習(キャッチアップ)をするようになりました。
私が主にしている日々の学習方法はAWS技術情報キャッチアップ方法として別記事で記載していますので、興味のある方は是非一度見ていただけると幸甚です。
正直なところAWSは日々のアップデートが多くて学習が大変ですが、興味を持って常に学び続けながら、実際に手を動かすこと
を忘れずにこれからも継続的に学習しておこうと思います。
3. おわり
AWS認定資格コンプリートは私にとっては非常に意味のあるものでしたが、個々人が目指す方向性によってはあまり意味をなさないこともあると思います。
とは言え、AWS認定資格は世界中の優秀な人が問題を作成しており、「AWSでのベストプラクティス」や「AWSを利用する人が経験してきた様々なハマりポイント」を体系的に学べる素敵な資格だと思います (日本語訳がかなり怪しい場合もありますが・・・)
Twitterでほそぼそと活動していますので、本記事の感想やその他何かあればご連絡いただけると幸いです。
この記事を見てくださった方が少しでもAWSに興味を持ち、世界が今より少しでもより良くなっていくことを心より望みつつ筆を置きます。