#はじめに
IPAの情報処理試験全区分合格したので、ざっくりまとめてみました。
ただし、アプリ屋さんの視点なのでかなーり個人的見解(偏り)があります・・・
受ける人の参考になれば。
#情報処理試験とは
以下のような区分になってます。(2016年度現在)
参考:IPA 情報処理試験区分一覧
#全区分取得してしまった背景
学生時代に、今でいう応用情報技術者試験、基本情報技術者試験、ITパスポートの3つを取得して、入社。
SEなので、DB、ネットワーク、セキュリティ、アプリ開発(システムアーキテクト)くらいは30歳になるまでは
取得しておきたいなーっというボンヤリした感じで受験開始。(いつ会社クビになってもいいように)
結果的には、30の歳(受験時、合格通知来たとき31・・・)に、
最後に残っていたITストラテジストに合格してコンプリート。
これで職には困らない!?
実際受けてみると、基礎知識は応用技術者試験の物を理解していれば全区分対応できて、
論文試験は基本的に勉強いらない感じの試験なので、暇つぶしに受けてたら受かってしまいました。
(ストレートじゃなく何度も不合格にはなってますけど)
#各試験(高度区分)の特徴
この単語でたら、これが答え。
的なものもあるのですが、キリがないので、試験の特徴的なものだけまとめました。
なんかかっこいいので、レーダーチャート。
知識量:合格するのに覚えておいた方がいい知識の量
パターン量:回答パターンの数
専門性:応用技術者試験の基礎範囲から外れて試験固有がどれくらいあるか
スピード:問題解くのに回答スピードが必要かどうか
文章読解力:問題文を読む力(国語力)が必要かどうか
ITストラテジスト
普段のSE業務とはちょっとかけ離れた試験。サービスオーナーの視点が必要。
システムアーキテクト
開発全般(マネジメント含む)を広く浅く知っておく必要がある。
プロジェクトマネージャ
かっちりしたプロマネの試験。技術系の知識あまりいらず。
ネットワークスペシャリスト
アプリ屋にちょっと難しいイメージ(インフラより)。新規技術の取り込みが早い印象。でも細かい所は扱われない。
データベーススペシャリスト
データベースに関わる上位工程の作業(要件整理、設計)が対象。普段DB使って開発してる人向けより設計者向け。
エンベデッドシステムスペシャリスト
エンベデッドだけど組み込みOSは当時はでなかった。フリップフロップとかモーターとか電気電子の基礎知識若干必要。
情報セキュリティスペシャリスト
基礎知識が多いイメージ。文章解読できてITのリテラシーそこそこあると合格できそう。
ただし、来年から別の枠組みへ・・・
ITサービスマネージャ
サービス運用者向けの試験。ITILとかでてくるけど、専門性は高くない。普段の運用業務ぽい。
システム監査技術者
監査系の知識が若干必要、回答へのロジックは割と常識範囲で、知識を使わないパターン多め。
最後に
IPAの回し者ではありません。
後、資格マニアでもありません。