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女性エンジニア応援!エンジニアとしてやりがいを感じた経験談をシェアしよう! by パナソニック コネクト Advent Calendar 2024の9日目の記事です。https://qiita.com/advent-calendar/2024/panasonic_connect

こんにちは、tsukui_aです!

地方大学の文系学部を卒業して、想像もしていなかったエンジニアの職業についてから半年が経ちました。本記事では、エンジニアのコミュニケーションと女性エンジニアの活躍について書いてみます。

エンジニアになって感じたコミュニケーションスキルに関すること(経験談)

絶望

エンジニア職に配属されて間もなく、聞いたこともないプログラミング言語や専門用語と見たこともない開発ツールに囲まれて半泣きでした。「周囲の環境全部が暗号に見えるぞ…。どうしよう…頭よさそうな人しかいないエンジニアの世界でやっていけるのか…?」:confounded:

希望

そんな未経験の私にとって唯一あった希望の光が「コミュニケーションスキル」です。というのも、人前で話す機会や文化間コミュニケーション・異文化理解の機会も少なくなかった学生生活を振り返り、「まあ分からないことだらけだけど、人とのコミュニケーションだけは大丈夫!」と信じていました。
「エンジニアってあまり話さない静かな人多そうだし、話すのが苦手じゃないだけでもきっと強みになる!」なんて楽観視もしていました:zipper_mouth:

絶望

しかし、開発知識や業務のキャッチアップをしたり1on1ミーティングをしたりする中でそんな希望は薄れていき、感じたことは「私ってコミュ力無かったんだぁぁ…まじかぁ(´;ω;`)」

自分の話していることや質問したいことが相手に伝わらないことや、先輩の言っていることや書いてあることを抽象的に理解できないことがあまりにも多かったのです。完全に自信を失いました:innocent:

気づき

最初は「社会人になって気づかぬうちにコミュニケーションが苦手になっちゃったんだなぁ」と感じていました。しかしそれにしても「そんなにいきなり話したり聞いて理解したりするの苦手になっちゃう...?」

冷静になって気づいたのは、私のコミュニケーションスタイルが変わったのではなく、エンジニアとして働く上で必要とされるコミュニケーションスキルがあることを理解できていなかったということでした。

エンジニア職のコミュニケーションの場面や特徴と必要なコミュニケーションスキル

半年間エンジニアの研修や実務をしてきた中で感じたエンジニア職のコミュニケーションの場面や特徴とエンジニアに必要なコミュニケーションスキルを以下のようにまとめてみました。

エンジニア職のコミュニケーションの場面や特徴

1. 進捗・状況共有

個人でキャッチアップ、プログラミングやテスト作成・実行を行うといった業務の特徴から、思考整理の状況や業務の進捗を定期的に共有する場面においてコミュニケーションがあります。

2. フィードバック

設計レビューやコードレビューなど、他者からの意見を求める場面においてコミュニケ-ションがあります。

3. オンライン

現在70%以上のITエンジニアがなんらかの形でリモートワークを取り入れており、オンラインでのコミュニケーションが頻繁に行われます。

参考:ITエンジニア「フルリモート」で働く人の割合は? マイナビニュース

4. 技術的な専門用語の使用

エンジニアの業務においては多くの場面において専門用語が使われます。専門用語は、プログラミング関連、データベース関連、ネットワーク関連、セキュリティ関連など多岐にわたります。

5. 勉強会

新しい開発知識や業務知識のキャッチアップや共有を目的とした勉強会が複数人で行われることも多く、学習の場としてのコミュニケーションがあります。

エンジニアに必要なコミュニケーションスキル

以下に、エンジニアにとって特に必要とされるコミュニケーションスキルについてまとめました。(あくまで個人の意見です)

1. 自分の能力や知識の範囲を共有する能力

自分が持つ知識やスキルの範囲を明確に共有することで、コミュニケーションをとるうえでの前提を作ることができます。「自分がわからないことを、わかる前提で上司が話してくる」状況を作り出しているのは自分かもしれません。

2. 一般化して説明する能力

複雑な事象や概念を抽象的に捉え、一般化された形で説明できる能力です。

3. 抽象的な事象を具体的に説明する能力

具体的な事象や例を挙げて説明することで、他者の理解を助けることが可能です。

4. 適切なタイミングで質問する能力

どの時点まで自力で問題を解決できるかまたはするべきかを理解し、必要な時に必要な質問をする能力です。

5. 疑う能力

フィードバックや過去に書かれたコードが常に正しいとは限らないと考え、その裏にある根拠や背景を検討する姿勢が重要です。これにより、建設的な意見交換が可能になります。

6. 一定レベルの技術的な専門用語を事前に学ぶこと

専門用語の適切な使用は、技術的コンテキストでの誤解を防ぎ、正確な情報共有が可能になります。また、「聞いたことある」「用語レベルでは知っている」という感覚がインプット過多から救ってくれることもあります。

女性エンジニアの活躍

女性エンジニアの割合

ヒューマンリソシアの調査によると、日本においてITエンジニアとして働く就業者の女性比率は16.9%で、同調査を行ったOECD加盟国のうちでは下位に位置しています。

参考:IT 分野のジェンダーギャップに関するグローバル調査] ITエンジニアの女性活躍が進む北欧およびバルト3国、日本の女性比率は17%に留まりOECD38カ国中22位、STEM分野の卒業者における女性比率では、最下位の結果に ヒューマンリソシア

エンジニアの女性人口が少ないのは世界的にみてもいえることではありますが、日本において女性エンジニアが少ないことには固定観念的な部分も強く関連しているように思えます。
(ここまで本記事で用いてきた「女性エンジニア」という呼び方自体も、いつかは消えていくべき概念/言葉なのかもしれません…‼:slight_smile:

女性エンジニアの活躍の可能性

男女の職業適性に関する議論には関連はありませんが、固定観念という観点においては、私も「コミュニケーションスキル」というものに対する思い込みをしていたのかもしれません。立場や職業によって必要とされるコミュニケーションスキルはきっと様々であり、上には私の意見として、エンジニアに必要なコミュニケーションスキルを記述しました。

ここで、最も言いたかったことは、上に挙げたようなコミュニケーションスキルは自分で磨くことができる能力であるということです...‼
性別どころか経験に関係なく、エンジニアに必要なコミュニケーションスキルは努力をすれば誰でも習得可能であるように思えます。「コミュニケーションが得意/不得意にかかわらず磨いて伸ばせる」という点で、私も希望を抱いています!

まとめ

本記事では、エンジニアになって感じたコミュニケーションスキルに関すること、エンジニア職のコミュニケーションの場面や特徴と必要なコミュニケーションスキル、女性エンジニアの活躍について書いてみました。

私はまだ実務に入って間もない新米ですが、これから開発スキルやコミュニケーションスキルを磨き、:star2:キラキラ輝く女性エンジニア:star2:の先輩方に少しでも早く近づくことを目標に、希望をもって頑張ります!

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