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Home Assistantの移行 ~Virtual BoxからRaspberry Pi 4へ~

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Home Assistantの移行

以前まではWindowsマシン上でVirtual Boxを用いてHAOSを起動していたが、VMの再起動時にUSBのBluetoothドングルを手動で再認識させる必要があり、構成を変えたいと考えていた。
しかし、下手にSSL接続やらAlexaやらを設定していたためあまり気が進まず放置していた…。
今回ようやく重い腰を上げ、余っていたRaspberry Pi 4へ移行してみた。

VM側からバックアップの作成

現Home Assistant側にて丸々バックアップを作成する。
システム > バックアップよりバックアップを作成。

Screenshot_7.jpg
Screenshot_8.jpg
適当な名前を付けてわかりやすい場所へ保存。
Screenshot_9.jpg

ラズパイセットアップ

まずはラズパイへHAOSのインストールを行う。
公式のガイドに従ってラズパイへHAOSをインストールしていく。
Screenshot_1.jpg
OSを選ぶ > Other specific-purpose OS > Home assistants and home automation > Home Assistant > Home Assistant OS 10.5 (RPi 4/400)を選択。
Screenshot_6.jpg

MicroSDへの書き込みが完了したら、MicroSDをラズパイへ差し込んで起動。
ラズパイの画面を見ると無事Home Assistantが起動した。

(参考)CLIからWifiへの接続を行う

今回は有線で接続しているが、Wi-Fiへの接続方法も示しておく。

Wifiドングルを使う場合はnetwork infoからのWifiドングルのIDを探す。
interface: wlp1s0u1u4という形でIDが出てくる。

network update <interface id (この場合wlp1s0u1u4)> --ipv4-method auto –-ipv6-method auto --wifi-auth wpa-psk --wifi-mode infrastructure --wifi-ssid <Wi-FiのSSID> --wifi-psk <Wi-Fiパスワード>
接続が終わると Command completed successfully.と出るはず。


再起動してhttp://homeassistant:8123へアクセスすると無事接続できたので、しばらく待つ。
Screenshot_10.jpg

バックアップからの復元

準備が完了すると初期セットアップ画面になる。
Screenshot_11.jpg
今回はバックアップからの復元を選択
Screenshot_12.jpg
するとなぜかUnsupported file formatだと怒られる。
Screenshot_13.jpg
どうやらFirefoxだとうまくいかないようなので、Chromeからトライすると無事ファイルを読み込んだ。良かった。
Screenshot_14.jpg
Screenshot_15.jpg
RESTOREを選択し、またしばらく待つ。

待ってる間にルーター側の設定

Home AssistantのIPが変更になったため、ポートフォワーディングの設定も変更する。
ラズパイの新IPをコマンドプロンプトからnslookup homeassistantを行うことで確認し、
新IPの443番ポートを開放した。

移行完了

30分ほど待ったが復元中のまま進まないので、ブラウザでリロードした結果アクセスできなくなっていた。
元々の構成ではHTTPSでアクセスする形だったのを思い出し、https://自分のグローバルIPへ接続したところ、今まで通りにアクセスできるようになっていた。どうやら無事移行が完了したようだ。

Bluetoothの再セットアップをしたら完了。

SSLやAlexaの設定がおかしくならないか不安だったが、無事移行できてよかった。また問題が出たら追記する。

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