はじめに
ラズパイに接続できるDACを購入したので環境構築のメモ。
実機環境
- CPUボード
- RaspberryPi3
- SDカード16GB
- DAC
- Kuman サウンドカード モジュール SC08C
- https://www.amazon.co.jp/gp/product/B01HCUBRHA/ref=oh_aui_detailpage_o05_s00?ie=UTF8&psc=1
開発環境
Ubuntu 16.04
OSのインストール
イメージの入手
DACを使うため、初めからDACをサポートしていると思われるvolumioをチョイス。
https://volumio.org/get-started
よりイメージファイルをダウンロード
イメージの書き込み
sudo dd if=volumio-XXXXX-pi.img of=/dev/sdx bs=32M
書いたSDカードをラズパイに挿せばあっさりとOSが立ち上がる。
設定
使うDACを選択
HiFiBerry DAC Plusを選択
ssh有効化
外部のブラウザからhttp://volumio/dev/にアクセス
SSHをenableにする
パーティションの容量拡張
デフォルトでboot/volumio/volume_dataの3つのパーティションがある。
/dev/sda1 61M 37M 24M 61% boot
/dev/sda2 2.2G 544M 1.6G 27% volumio
/dev/sda3 262M 209M 33M 87% volumio_data
この中でrootfsとして使われるのはvolumio_dataだが、最初から87%も使われている状態。SDカードは16GBのものを使ったが、すべては使われていないようなので拡張する。
sudo e2fsck -f /dev/sda3
sudo resize2fs /dev/sda3
以下のようにvolumio_dataの容量が大きくなる。
/dev/sda1 61M 37M 24M 61% boot
/dev/sda2 2.2G 544M 1.6G 27% volumio
/dev/sda3 13G 210M 12G 2% volumio_data
その他メモ
サウンドファイルの正式な置き場
localに場合は/mnt/INTERNALに置くのがいいみたい。
volumio@volumio:/var/lib/mpd/music$ ls -l
total 0
lrwxrwxrwx 1 root root 13 Jul 26 14:22 INTERNAL -> /mnt/INTERNAL
lrwxrwxrwx 1 root root 8 Jul 26 14:22 NAS -> /mnt/NAS
lrwxrwxrwx 1 root root 8 Jul 26 14:22 USB -> /mnt/USB
aplay
aplay -D plughw:1 Front_Center.wav
*)環境によってplughw:1の部分は変わる
arecord
arecord -D plughw:5 test.wav
*)環境によってplughw:5の部分は変わる