最初に
この記事は、Power BI Advent Calendar 2024 10日目の記事です。
自己紹介・内容
佐賀県の小売業で情シスをしています。
佐賀大学DXリスキルプログラムとは
佐賀県内に居住又は勤務されている方で、就業されている方対象に 10月~12月の土日に行われる短期集中型の講座で座学・グループワーク・ハンズオン等の様々な学習を受講できるプログラムとなっています。
また技術の勉強よりも経営戦略・ビジネス企画等がメインとなっており、技術については組織内で展開する上での基礎知識を取得する受講する程度になっています。
Microsoft製品の講座ついて
Microsoft365・Power Platformの講座は、Power Appsの他にCopilot、Power Queryが講座に含まれており、専門講師による座学・ハンズオンが行われました。
Power Query講座のアシスタントに
初心の気持ちでPower Queryのハンズオンを受講しようと思ったが、Power Queryの知識を有していることもあり、受講者である私が何故かアシスタントをすることなりました。
結果
データソースはCSV若しくはexcelファイルを使ってのデータクレンジングで、2時間という短い時間でドタバタしたが何とか終わり、組織内に展開してみよういう人もいたので、Power Queryの良さが伝わったと思います。
よかったこと
ビジネスデータを元に行っている
よくあるビジネスデータを元にPower Queryによるデータクレンジングをメインに行ったこと。
エクセルファイルの場合には、データをテーブルにしてからPower Queryにて変換処理を行っていた点。
作業内容を記録する
Power Queryのベストプラティクスに「作業内容を文書化する」があり、ステップ名に行った作業名を入力若しくはコメント入力をすることが徹底されていた。
学習の意欲の高さ
土日に行われる講座なので、受講者自体が学習に熱心であり、質問があれば手を挙げらて操作方法等を聞かれたので私自身も前向きに教えることができた。
ただ課題が初心者殺しの内容だった
初心者が諦めそうなエクセルデータ
課題がPower BI Desktopを使用し、JNTO(日本政府観光局)の「2023年~2024年の国籍/月別 訪日外客数」のエクセルデータをデータクレンジング作業する内容でした。
試しにエクセルデータを確認したら、Power Queryの2時間の講座にしては初心者が諦めてしまうようなデータクレンジング内容になっていた。
・2020年以降、エクセルの書式が変更されている
・セルの結合がされている。
・列方向に計がある
・行方向に様々な計が存在する
手順書もありましたが「長く使用できるクエリ」でなかったり、計算部分も「暗黙のメジャー」しか使用していない等、初学者が学ぶにはこれで十分かもしれないが、間違った方向に進まないかと少し不安になった。
まとめ
アシスタントではあるがオンサイトで社外の人にPower Queryを教えることがなかったので刺激になりました。
課題については、間違った方向に進まないように近々地域コミュニティ内で勉強会を開いてみようと思う。