最初に
この記事はPower BI Advent Calender 2024 24日目の記事です。
内容
佐賀インターナショナルバルーンフェスタとは
10月末~11月初旬に佐賀市で行われる熱気球イベントになり、佐賀市嘉瀬川河川敷をメイン会場として開催される日本国内だけではなく海外からも競技に参加される、バルーン(熱気球)の国際的なフェスティバル(競技大会)です。
2024年はイベント中止
コロナウィルスで2020年は中止となった以外毎年行われていたイベントでしたが、2024年は初日こそイベントは実施されましたが2日目以降は豪雨によりイベント中止となってしまいました。
熱気球は天候に左右されやすいスカイスポーツなので仕方ありません。
2025年に向けて データで見るバルーンフェスタの魅力
2025年はバルーンフェスタが盛り上がるように、過去のデータを元にPower BIにて可視化し魅力を伝えようと思います。
観客動員数について
私が生まれる1年前の1980年に第1回バルーンフェスタが始まり、参加機数14機、観客動員数3万人だったのが、年々観客動員数・参加機数が増え、2023年は参加機数125機、観客動員数90万人となり累計の観客動員数も2,973万人になり3,000万人突破まで残り僅かとなってます。
グラフが赤色のところは観客動員数が100万人超えの年であり、その年は佐賀市で熱気球の世界選手権があった年でもあります。
参照元 佐賀市のホームページ バルーンフェスタの歴史より(PDF)
世界熱気球選手権の実施
世界熱気球選手会が2年に1度のペースで行われており、グラフで赤色表示されているのは日本開催で過去に4回実施されおり、そのうち3回が佐賀市で行われています。
さらに出場される国数・出場機共に高い点や佐賀市での開催が複数あることから、海外からの人気も高いことが分かります。
熱気球世界選手権レポート
佐賀市中心街の人流データによる魅力
イベント期間中は市街でも熱気球を確認することが出来るため市街地も観光客が多くなります。
2024年はイベント中止が影響して11月の人流データによる認識数が去年と比べて下がっており、数日間のみ実施されるバルーンフェスタが佐賀市観光に影響があったのかが分かります。
特に夕方以降の時間帯は、去年(2023年)はイベント後の宿泊や食事のため市街の施設が繁盛してたのですが、今年はコロナ下まで落ち込んでます。
佐賀市のオープンデータ(人流センサー)
佐賀市市街に設置されているAIカメラの人流データを元に、APIによるデータ取得を行っています。
https://data.bodik.jp/dataset/412015_
様々な地域・国々のパイロットが参加
2024年エントリーパイロットデータを見てみるとたくさんの国々や地域からの参加がされているのが分かります。
日本で出場回数が38回参加されているパイロットや海外だと出場回数が23回参加されているパイロットがおり、毎年参加してもまた来年も参加したい魅力が佐賀バルーンフェスタにあるのかもしれません。
また日本・海外問わず初めて参加するパイロットも多く、現在でも熱気球で大空を飛ぶ魅力が変わることはないと思われます。
参考データ
まとめ
最初は1種類のレポートのみを作成しようと思ったが、様々な魅力を伝えようと思ったらたくさんのレポートを作成し時間がかかってしまいました。
2024年はイベント中止となってしまいとても残念でしたが、2025年は様々な国々・地域の方がたくさん参加して、盛大にイベントが開催されることを願います。