ちょっとメモ。LambdaでKinesis Data Streamのテストイベントを作るときは、「テストイベントの設定」画面でイベントテンプレートに「Amazon Kinesis Data Stream」を選択する。イベントの内容に、それらしいJSONデータが設定される。
ここで data に収められているのは、デコードすると "Hello, this is a test 123." となる文字列なのだけど、実際にはテストをする上でここに任意のデータを入れておきたい。その時は、Pythonでは次のようにbase64変換した文字列を生成する。
- データをJSON文字列などに変換する（
str型になる）。 - データをUTF-8に変換する（
bytes型になる）。 - データをbase64エンコードする。
例えば、以下のようにする。
>>> print(type(data), data)
<class 'dict'> {'Timestamp': '2020-03-17T09:41:29.284244', 'Name': 'Akio Asada', 'Mail': 'asada@example.com'}
>>> data_str = json.dumps(data)
>>> data_bytes = data_str.encode('utf-8')
>>> data_base64 = base64.b64encode(data_bytes)
>>> print(type(data_base64), data_base64)
<class 'bytes'> b'eyJUaW1lc3RhbXAiOiAiMjAyMC0wMy0xN1QwOTo0MToyOS4yODQyNDQiLCAiTmFtZSI6ICJBa2lvIEFzYWRhIiwgIk1haWwiOiAiYXNhZGFAZXhhbXBsZS5jb20ifQ=='
まとめてやれば、こうなる。
>>> base64.b64encode(json.dumps(data).encode('utf-8'))
b'eyJUaW1lc3RhbXAiOiAiMjAyMC0wMy0xN1QwOTo0MToyOS4yODQyNDQiLCAiTmFtZSI6ICJBa2lvIEFzYWRhIiwgIk1haWwiOiAiYXNhZGFAZXhhbXBsZS5jb20ifQ=='
この eyJUa（略）ifQ== という文字列を、テストデータ作成画面の data の値に入れる。