はじめに
いまどきのLinuxOSの文字コードはutf8となっているが、マイグレーションや、過去に作成したEUCのシェルなどをそのまま使いたい場合、そのようなファイルをviで表示、保存できるようにしたいと思い、その方法をメモしておきます。
メニュー
1.ファイルの文字コードを確認する
2.文字コードを指定して表示しなおす
3.ファイルのエンコードを指定して保存する
4.~/.vimrcファイルの設定
1.ファイルの文字コードを確認する
viであるファイルを開いたときに文字化けしていた場合、下記のコマンドでファイルの文字コードを確認できます
ファイルエンコードの確認
:set fenc?
2.文字コードを指定して表示しなおす
:e ++enc=文字コード
例)euc-jpのファイルを表示しなおす
:e ++enc=euc-jp
表示だけが変わります。保存時の文字コードを変更するのは下記を参照
3.ファイルエンコードを指定して保存する
:set fenc=文字コード
例) 保存形式をeuc-jpに変える
:set fenc=euc-jp
これでは保存はされないので「:wq」で保存してください
4.~/.vimrcの設定
# vi ~/.vimrc
---- 追記 ----
set encoding=utf-8
set fileencodings=iso-2022-jp,euc-jp,sjis,utf-8
set fileformats=unix,dos,mac
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※ 設定を反映
# source ~/.vimrc
以上