#量子コンピュータアドベントカレンダー
量子コンピュータアドベントカレンダー2017
アドベントカレンダ(本来はチョコとかが入っているクリスマスまでの日数カウントダウン可能なアツいカレンダ)風になにかの記事を書く文化が日本のITらへんの業界にはあります。いや、他国にもありそうだしひょっとしたら他国由来かもしれないです。(ググる気力すらない)
も〜うい〜〜くつねーるーと〜〜クリスマス♪みたいな感じでクリスマスまで毎日楽しい記事を1つづつ読むことができます。最高ですね(疲れてくると"最高"などという定量性のかけらもない表現に逃げがち)。
量子情報科学をサークルで輪講(本を章ごととかで分担して講義しあいっこ)していたのですが、ある先輩が「量子コンピュータのアドベントカレンダあるよ、やってみたら?」とお声かけ下さいました。そういうわけで記事をかきました。12/16日分になります。
既にLaTeXで書いてあった記事を移植・修正してサークルのはてなブログに公開したのですが、意外とやり方がわからず、先輩に助けていただきつつアップしました。(ありがとうございました。)
#量子情報科学序論 イロハのイ
『量子情報科学序論 IBM Qを動かして学ぶ量子コンピュータ』
ニューヨークのIBMの研究所に、IBM Qという量子コンピュータがあるのですが、それを操作できるレベルまでかるーくふんわり量子計算について書きました。これは量子回路と一般的に言われる方式の量子コンピュータで、わりかし使える計算の汎用性が高いです。いい感じに「量子コンピュータってどんな計算すんの?」という疑問にふんわり答えられた気がします(自画自賛)
大変ありがたいことに他のアドベントカレンダ参加者の方が読んでくださったようで、記事内で私の記事を紹介してくださいました。こういうことは初めてだったのでビックリしました。
Project OpenQLさん、ありがとうございました。
@openql
SymPy で量子プログラミングを体験してみましょう
SymPyで量子回路のシミュレートをする記事なのですが、QISKIT(IBMQなどで使う量子計算機制御言語。オープンソースで開発チームのslackも簡単に入れる)が直接量子ビットを操作している感が強いのに対して、いわゆる"プログラム"をしている感じがして非常に有用だなと感じました(回路を物理的にいじって"プログラマブル"と言っていた時代は残念なことに経験できていない世代なので”プログラム”に関しての認識が甘いところはあるかもしれない)。
Q#,QISKITなどの量子プログラミング言語が増えて来て量子コンピュータがだんだん高レイヤーに来た感じがしてワクワクしますね!
これからも量子計算理論を楽しくやっていこうと思います。それではまたどこかで。