概要
Advent calendar 18日目。
普段からslack監視が大好きな若者です。
今日は、普段業務中にコミュニケーションツールとして使っている
slackのBotについてお話します。
はじめに
組織内での課題
- 組織内全員分の納期(アンケート回答・提出締め切りのレポート等)を管理しづらい
ある日、課長から
「全員の納期とか、提出状況とか一括して管理するのが、難しいんだよね。」
とお達しがありました。
(うちの組織は12人いて、毎月人事からのアンケートや、
定期的に調査用レポート等がそれぞれに課せられます)
これまでは、slackで「○○終わりました!」と課長にメンション付きで
報告をしていたのですが、様々なタスクがあり、大人数ともなると管理に苦戦するようで。
そこで、タスクと、提出状況を一括して確認できる
仕組みがあったら、皆幸せになれるのではないか、と思うようになりました。
目的
- 各個人の納期の提出状況を一括して確認できるようにしたい
- 誰がどの課題を未提出なのかを、一括で確認したい
ツールの選定
ツールの選定条件は以下の通り
- 普段から目を通すもの
- タスクの追加・タスクの完了を容易にしたい(他のブラウザを使いたくない)
- タスクの追加・確認の際に別のアプリ・ブラウザ等を起動しなくてもよいこと
- torelloとの連携はどちらにせよtorelloを
ブラウザで操作しなければならないため、却下
- torelloとの連携はどちらにせよtorelloを
- 無料 であること
選んだツール
- slack
- must-read
must-readとは
- メッセージをタスク化してくれるslackbot
- メンションを付けて、タスク名と、そのタスクを遂行する人のユーザ名を入れるだけでタスクが振られる
https://bita.jp/dml/slackbot_must-read
やり方
タスクの追加
-
@must-read タスク名 @username
で追加できます。
例:) @must-read クリスマスの予定を作る @t-ishimaru
タスク完了時
-
自分が振られているタスクを確認
@must-read feed
-
完了にしたいタスクを振られたところに移動
クリスマスの予定を作るというタスクを完了したので、消えていることを確認できますね。
全員分のタスクの提出状況を確認する
全員分の提出状況を確認するときはstatus
を使用します。(2回目)
※タスクを振った人以外は見れない
得意なこと・苦手なこと
できること
- タスクの追加
- タスクの完了状況を毎朝本人に通知
- タスクの一覧をDMで教える
- ユーザ名を
@channel
にするのも可能- ただし、タスクを振った側は@channelに含まれない
苦手なこと
- タスクの完了状況一覧をグループチャンネルに表示をすること
- タスクを振った人以外が全員のタスクの状況を確認すること
おわりに
mut-readいかがでしたでしょうか。
今日は、実際のslackbotのmust-readのお話をしました。
must-readは利点も欠点もありますが、
slackでタスク管理(自分のTODOリスト)をするのには、非常に有効ではないかな、と個人的には思っております。
ただ、DMでしかお知らせしてもらえないという点については、まだ課題かなと思っておりますので、
自分でも似たようなbotを自分の手で作って、
できたらこちらでご報告しようと思っております。
ありがとうございました。