コミュニケーション
プロダクトマネージャー

エンジニア出身のコミュ障がプロダクトマネージャー的お仕事をするようになった話

More than 1 year has passed since last update.

少し前までDOOR賃貸で、最近はマッハバイトでプロダクトマネージャーみたいな仕事をしていますtsuchiyamaです。

これは、Livesense - 学 Advent Calendar 2017の25日目の記事で

エンジニアが企画もしたいと。ディレクターに、プロダクトマネージャーになりたいと思って5年たったらこうなったを書いてみたいと思います。

もし似たような思いを持った人がいて、背中を押す力になれたら幸いです。


難ありエンジニアが企画に興味を持ち始めるまで

8年前、サーバサイドエンジニア職で入社してWEBアプリ開発を4年くらいやっていました。既存、新規を跨いで商用サイトの基本は一通り経験したかな。くらいです。

突然ですが、当初の私は相当「いけ好かないエンジニア」でした。

仕様を決めて下さい、詳細が決まってないと見積もりできません。決めるのは自分の仕事ではありません。みたいな感じでしょうか。当時の上司に「tsuchiyamaとは仕事がしづらいと同僚がいっている」と伝えられて、枕を濡らしました。

そんな経験からディレクターの意図を汲み取ったり、提案したり、相手の言葉で話したり、謙虚(自分が正しいという勘違いをしない)であろうと努めたりといった取り組みを始めました。そうするうちに「こうするともっと良くなるかも」とか「こうしないと企画が失敗しても原因を絞れない」とか考え始めたんですね。「自分で企画を主導したい」と考えるまで時間はかからなかったように思います。謙虚どこいった。

伝えたいことはコミュニケーションスキルの習得や性格の矯正は


  • 社会人になってからでも十分できる(と信じて地道にとりくむこと)

  • 現実を受け止めて、治しやすいものから取り組みましょう。状況がよくなるだけでなく、自分に新しい感覚を与えてくれるかもしれません。

  • 私は惨憺たる状態でした。その分時間はかかったかもしれませんが、なんとかなるよ!


エンジニアからディレクターになって挫折して、エンジニアになった話

4年ほど前、エンジニア兼企画をやりたいと上司に相談。結果、一度エンジニアを辞めてディレクターになることに。当時はエンジニア兼ディレクターなキャリアパスがなかったんですね。

新しい事業部でディレクター見習いに。これが全くうまく行きませんでした。色んな背景があるのですが、ディレクター上司からは教えてもらえず、メンバーのエンジニアからは信頼されず、自分自身と他人からの否定がつらくてを辞めたいと思ったこともありました。

当時を振り返って、自分で状況俯瞰して克服のための行動できたことは、ほとんどなかったように思います。なぜそれでも今につながっているかというと、当時の私を肯定して、助けてくれる人がいたからです。

大きくは二人。一人は当時のエンジニア部長で「もう一度エンジニアに戻ってこい」と手を差し伸べてもらい、その後も多くのアドバイスを頂きました。もう一人は当時の恋人、今の妻です。二人に心理的な安全をもらってあの時期を乗り越えることができたと思っています。

ここで伝えたいこと


  • 場所はどこでも構いません。ありのままの自分と付き合ってくれる人は非常に心強い存在です。周囲のあらゆる人との関係でそうなるための挑戦をしましょう。当時の状況もそういった関係構築を心がけていれば全く違ったかもしれません。


エンジニアをしながら企画をできるようになった話

それから(先の一件からしばらくしてから)はエンジニアとして貢献することで、私の中でのチームにおける存在価値に不安がなくなり、人間が縮こまっていた状態がなくなったように思います。

その上で、エンジニアからディレクターへ企画領域で協力することで信頼を積み上げながら、ディレクター以外でも企画を提案できるようなチーム文化を作っていくようにしました。

その過程の後半では、嬉しいことに、私の得意分野ならディレクターに相談をもらえることもありました。

ここでの経験から出来るアドバイス


  • 異業種から企画職に広げるなら、ベース職種を必ず強みとして動ける状態を維持してください。私の様な転向はリスクが高いと考えます。

  • 企画方面での信頼や実績を作るときは、ベース職種・スキルと掛け算できそうな企画を小さいものから行うことをオススメします。成功率、吸収率ともに高いです。

  • 企画失敗から学ぶこと自体がスキルを要します。というのも失敗時の原因が複数ある状態では学べないことがあるからです。原因が1つ、または結果内容毎に特定できる企画設計を心がけましょう。また、実施ディティールも要因と成り得ることを念頭に置きましょう。


エンジニアがプロダクトマネージャー的お仕事をするようになった話

1年前、企画兼エンジニアになりたいと思ってから4年くらいたって、プロダクトマネージャー的お仕事をする立場になりました。

的と言うのは、まだ社内にプロダクトマネージャーという名前もなく、私も役職についていなかったので「役割」みたいな状態でした。

やっていたことは


  • サービスの規定

  • 年間戦略の策定

  • 各種率改善・流入獲得企画の立案・実施・マネジメント

  • チームビルディング

  • UX設計

  • SEO設計

  • 外部折衝

  • 事業計画策定(期中修正)

どれもが誰かの助けを借りてやっとの状態ですが、ようやく成りたかった"モノ"になれてきた感覚がありました。

この頃になるとプロダクトマネージャーという役割を意識していて、でも明確に定義できなくて、今に続いています。

それでも大事に思っていたことは以下のようなものです


  • 確実に改善し続ける

  • 改善は可視化する

  • 最大のフォーカスはユーザーに

  • 事業を蔑ろにしない

  • 今の解決のために後の問題点を作らない

  • ゴールから逆算する

  • チームメンバーの力を頼る

  • チームメンバーの力になる

  • チームとして足りないものを探して埋める

  • 全部はできないことを認識して行動に反映する(理想的よりも現実的な行動を行う)


さいごに

さて、色々と書きましたが、発想の飛躍や説明不足の感が否めず、混乱させていたら申し訳ありません。

この記事を読んでくださったみなさんの中で、開発職から企画に領域を広げるような方の参考になれば幸いです。

以上、長々とお読みいただきありがとうございました!