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[2018年版]UnityのプロジェクトをAndroidビルドしてGooglePlayにリリースする

Last updated at Posted at 2018-12-11

はじめに

「ゲーム完成!GooglePlayにリリースしよう!」
って時に、Androidビルドの手順を忘れて調べるってことが多々あったので、まとめました。

AndroidStudioやJDKのインストール、Unityでのパス指定などの必要な環境構築は終わっている前提で、
 1. UnityのプロジェクトをAndroidビルドしてapkファイルを出力 
 2. GooglePlayStoreにアップロード、リリース
の手順のみを書きます。環境構築に関しては、また別の記事で書きます。

また、「最速でGooglePlayに公開する」ことを念頭に、細かいことは気にしません。

環境

  • mac OS 10.14
  • Unity 2018.2.0f2
  • Android Studio 3.2.1
  • Android SDK Tools 26.1.1
  • java version "1.8.0_181"
  • Java(TM) SE Runtime Environment (build 1.8.0_181-b13)

1.UnityのプロジェクトをAndroidビルドしてapkファイルを出力

まずは、Unityを開き、
File > BuildSettings > Player Settings を開きます。
こうすると、右側の Inspector にPlayer Settingsの編集画面が現れます。
この際、PlatformはAndroidに変更しておきましょう。ダブルクリックで切り替えられます。

スクリーンショット 2018-12-11 14.51.21.png

次に、Inspector上で Player Settings を編集していきます。
まず、下図の赤枠のように、左から3番目のAndroidのタブになっていることを確認し、
Publishing Settings をクリックして開きましょう。
スクリーンショット 2018-12-11 15.03.09.png

画像中の①〜④を行い、Create a new key から keystoreを作成します。
スクリーンショット 2018-12-11 15.09.05.png

次に、keyの設定を行います。内容はそこまで気にしなくていいですが、赤枠内は埋めておく必要があります。
パスワードは先程設定したものにしましょう。
赤枠内を埋めて、Create key をします。
スクリーンショット 2018-12-11 15.23.13.png

これでkeystoreが作成できたので、
次に、いま作ったkeystoreを使用する設定をします。
画像の①〜④をすれば完了です。
スクリーンショット 2018-12-11 15.29.00.png

これでkeystoreの作成と設定は完了です。

最後に、ProductNameを設定します。
このProductNameがデフォルトのままだとビルドができません。

先程は、Publishing Settingsを編集していましたが、
今度はOther Settings を編集していきます。
スクリーンショット 2018-12-11 15.03.09.png

Other Settingsをクリックして開き、下図赤枠の ProductName を 自分のプロダクトの名前に変更します。
Versionなどはひとまずそのままでいいでしょう。
スクリーンショット 2018-12-11 15.40.17.png

これでビルドに必要な準備は完了です。実際にビルドしてみましょう。
再び、BuildSettings 開き、PlatformがAndroidになっていることを確認し、Build を押します。
スクリーンショット 2018-12-11 14.51.21.png

ファイル名の設定をし、ポップアップがいくつか出ますが、気にせずokを押してビルドを開始します。
プロジェクトの重さやPCのスペックによって、多少時間がかかることもありますが、少しするとビルドが完了します。

ビルドが完了し、.apk のファイルが出力されたでしょうか?
それがGooglePlayに提出するAndroidアプリのファイルです。

2.GooglePlayStoreにアップロード、リリース

いよいよ、実際にGooglePlayに先程作成した.apkファイルを提出し、ストアにリリースします。

そのためには、まずGoogleのデベロッパーアカウントに登録しなければなりません。
登録料は、1回払いきりで$25になります。
毎年11800円かかるApp Storeに比べれば安いですね。

登録はこちらのGoolgle Play Consoleから行えます。

アカウントが登録ができたら、
以下の手順に従って、アプリの説明文や紹介画像、.apkファイルなどのアップロードを行い、リリース申請を行います。
リリースの準備と公開

審査が厳しく、2日ほどかかるAppStoreに比べ、
GooglePlayは、審査に落とされることはほとんどなく、数時間すればリリースされるようです。

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