背景
Linuxでchromiumやchromeをインストールすると、プロキシ設定はシステムのものが使われます。
社内プロキシだとシステムで設定していてもうまく動作しないときがあります。
プラグインを使うことでうまくいったのでその時のメモです。
手順
- chromiumをプロキシオプションで起動します。
$ chromium-browser --proxy-server=http=<プロキシホスト>:<ポート>
この時点で一部のサイトが見られるようになりました。
ただ、開発用途で使っているlocalhostにアクセスできなくなりました。。。
--proxy-bypass-list
で指定できるらしい (http://www.chromium.org/developers/design-documents/network-settings) のですが、うまく動作せず。
- プラグインをインストールします。
ブックマークバーからアプリを開き右下のWebストアをクリック。
Webストアを開けない場合は、以下を試してみてください。
$ chromium-browser --proxy-server=https=<プロキシホスト>:<ポート>
検索から "proxy switchysharp" を入力し、プラグインをインストールします。
- プラグインを設定します。
chromiumを--proxy-server
オプションなしで再起動します。
右上の地球儀のアイコンをクリックし、Optionでプロキシを設定する。Proxy Profilesを設定するだけなので直感的に設定できると思います。
プロファイルを複数設定すれば、複数のプロキシを切り替えることもできます。
プロキシの切り替えは右上の地球儀のアイコンから簡単にできます。
その他
Proxy SwitchySharpはOSの設定を書き換えないため、今回の目的に適したプラグインでした。
普段のWindows PCではOSの設定ごと切り替えができた方がよいので、以下のProxy Switchy!を使用しています。
プロキシを切り替えるためにわざわざIEやコントロールパネルを起動しなくて済むので楽ちんです。