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ユーザーインタビューをする際の人数に関して(定性調査)

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#インタビューする時に組織的に陥りやすいこと
顧客視点で「開発」「デザイン」「企画」をする際に、だいたいぶつかる問題があります。
「やるのはいいが、果たして何人に聞けば充分なのか」
この問題は、上長の承認(予算的な) がある限り受託でも事業会社でも発生すると思っています。
この問題を解決し、最適な人数を割り出せる文献があるのでご紹介します。
(自分も以前の会社でクライアントを説得する際に利用しました)

#何を参考に人数を算出したのか?
私が参考にした文献は、ヤコブ・ニールセン博士のユーザーテストを参考にしました。
下記、博士が提唱している計算式です。

N(1-(1-L)n)

ここでNはデザイン上のユーザビリティ問題の数であり、Lは1人のユーザーでテストして発見できるユーザビリティ問題が全体に占める割合を示している。数多くのプロジェクトを調査した結果、典型的なLの値は平均して31%であることがわかった。L=31%として曲線を描いてみると、次のようになる。
(U-site参照)

スクリーンショット 2019-04-22 11.23.25.png

#結論
ヤコブ・ニールセン博士のユーザービリティー工学の観点では、「5人にインタビューすればユーザービリティ問題の85%が発見できる」
(下記、個人的な経験則)
ただし、セグメントが別れている場合は各セグメントに3~5人は行わないと85%の問題発見は得られなと思います。

#参考になるサイト
下記、2つのサイトは参考になるものの、明記されている数字がバラバラなので注意が必要です。
個人的にはU-siteで掲載されているヤコブ・ニールセン博士の数字とグラフを参照しました。

▼U-site
https://u-site.jp/alertbox/20000319

▼Medium
https://medium.com/design-lab/%E7%B5%90%E5%B1%80-%E3%83%A6%E3%83%BC%E3%82%B6%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%93%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%81%A3%E3%81%A6%E6%9C%80%E4%BD%8E%E4%BD%95%E4%BA%BA%E3%81%AB%E8%81%9E%E3%81%91%E3%81%B0%E3%81%84%E3%81%84-1ef502fdea88

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