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[非エンジニア向け]実例からの!Google Data studio導入編

Last updated at Posted at 2017-09-25

プログラムや統計の深い知識はない非エンジニアだけれど、事業や施策の数値分析を行う必要がある人は多いと思います。

かくいう私も某事業会社で分析屋、ツール導入屋なのですが、Google data studioを取り入れたら部署の主要ツールになってしまったので、実際に作成したサンプルを元に、出来る事、難しい事を簡単にまとめておきます。

#背景
マーケティング活動分析に必要な情報が、自社開発のツールではなく、GA、Adwords、スプレッドシート、SaaS型CRM、マーケティングオートメーションツールなどと、様々な場所に点在しており、意思決定や施策PDCAを回すための指標すら把握しづらい状態でした。

2016年夏あたりからいくつかのBIツールを試していたのですが、知識がないと扱えないため社内浸透せず、困っていた所Google data studioに遭遇しました。

#特徴
企画系、マーケ系の人が大好きなGoogleが提供しているGoogle analyticsスプレッドシート、手元のcsv、excelファイルに加えて、最近はやりのBigQueryや自社のデータベースにあるデータを取り込んでデータをビジュアライズ化できる無料のサービスです。

#良い点
###共有が簡単

  • URLを共有するだけで、ビジュアライズ化された数値がみれる
    • 都度エクセルにデータを落として、個別であれこれ分析活動しデータを格納or送信する必要無し

###読み込みが非常に早い

  • 高速で読み込まれるので、トライ&エラーが行い易い
    • 自社でBIが広まらなかった要因の一つだった、読み込みが遅く手軽に見れないという問題を解決

###エンジニアでなくても触れる

  • スプレットシートなども取り込め、パワーポイントのように配置できるので操作も簡単
    • リアルタイムで更新されていく売上や、販売個数、予約数などを、スプレットシートで多人数で同時編集、BI化し把握できる

#悪い点
###GDS側からのクエリ発行・計算不可

  • 元データに対して働きかけることはできない
    • 自社ではspreadsheetで予め演算子したデータを使用

###複数データソースのブレンドはできない

  • 元データを、GDS上では統合不可
    • スプレッドシートとGAのデータを、日付を元に合算してチャート描画などはできない

悪い点を記載しましたが、あくまで既存のデータ、可視化するためだけのツールですので、非エンジニアには扱いやすいと思います。

#実際に作成してみた
BI:東京23区不動産取引
加工データ:https://goo.gl/ftiMa9
データ元:国土交通省_土地総合情報システム

加工データがテストにも関わらず、5万行近くレコードがあるのでかなり重いです。。。。

#作成手順
画像UP容量制限で画像をアップできず・・・次回以降で細かく画像付きで残します

[0.レポートの作成] -> [1.データソース追加] -> [2.グラフを選ぶ] -> [3.配置していく]

#次回以降

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