概要
EBSボリュームタイプの整理
用語の定義
- IOPS:ディスクが1秒間に処理できるI/Oアクセス数。値が大きいほど性能の高いストレージである。
- スループット:特定の期間にネットワークを通過するデータ量、または一定の時間で転送できるデータ量
ボリュームタイプ
ボリュームタイプ | 主な用途 | ボリュームサイズ | 最大IOPS | 最大スループット |
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汎用SSD(gp2,gp3) | EC2インスタンスのルートボリューム、開発・テスト環境 | 1GB-16TB | 16,000IOPS | (gp2) 250MB/s (gp3) 1,000MB/s |
プロビジョンドIOPS(io1) | 高いI/O性能が必要なシステム | 4GB-16TB | 64,000IOPS | 1,000MB/s |
プロビジョンドIOPS(io2 Block Express) | io1よりも高性能・高耐久性が必要なシステム | 4GB-64TB | 256,000IOPS | 4,000MB/s |
スループット最適化HDD(st1) | シーケンシャル(順次)アクセスを行うデータベースやビッグデータ、ログ処理 | 125GB-16TB | 500IOPS | 500MB/s |
Cold HDD | ログやバックアップなど、利用頻度の低いデータの保存 | 125GB-16TB | 250IOPS | 250MB/s |