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kibana 5.2.0リリース記念 Heatmapで遊ぼう

Last updated at Posted at 2017-02-01

概要

によると、Heatmapが使えるようになりました、ということなのでさっそく遊んでみましょう。

こんな画面を作れます。
X軸に地域を、縦軸に犯罪種別をとって、地区ごとの犯罪種別でHeatmapを作ってみました。

Kibana.png

使用したもの

version: '2'
services:
  elasticsearch:
    image: docker.elastic.co/elasticsearch/elasticsearch:5.2.0
    container_name: elasticsearch
    ports:
      - 9200:9200
      - 9300:9300
  kibana:
    image: docker.elastic.co/kibana/kibana:5.2.0
    container_name: kibana
    links:
      - elasticsearch:elasticsearch
    ports:
      - 5601:5601

docker-compose up -d でおしまい。

HeatMapができるまで

Visualizeでの追加を確認

Visualize画面を開くと、新たに「Heatmap Chart]ができているのが確認できます。

Kibana01.png

グラフ部品の作成

Kibana02.png

最初に開いた画面では、他のBar Chartと同じような見た目になっています。
ここから、 metrics > value や bucketsを編集していきます。

今回は、X軸に地域、Y軸に犯罪種別としたかったので設定は以下のようになりました。

metrics value

label value
Aggregation Sum
Field (件数が入ったフィールド名)
Custom Label 発生件数

Area Chartのように複数のmetricsを選択できるわけではないので、bucketsからY-Axisの分割をするようにします。

buckets

label value
Aggregation Terms
Field location(地区名が入ったkeyword型のフィールド)
Order By Term
Order Ascending 60 (23区と市町村分ぐらい)
Custom Label 発生地区

このあと、「Add sub buckets」- 「Y-Axis」とすることで、metrics valueを分割するようにしていきます。

オプションの確認

Color Schema

 色設定 備考
Blues 青の濃淡で表現
Greens 緑の濃淡で表現
Greys 灰色の濃淡で表現
Reds 赤の濃淡で表現
Yellow to Red 黄色をベースに数が多くなると赤になる

例えば、Bluesを選択してみると、こんな表示になる。
blue.png

Number of colors

デフォルトだと4。どれぐらいの色を使うか。2から10まで指定可。
当然2にすると、濃淡が全然でなくて寂しい画面となる。
2.png

10だと、細かくでる。
10.png

入っているデータの分布によって調整すると良いかもしれない。

Show Labels

metricsの値をテキストで表示してくれる。
ただ、今回の例のように、1つのマスが小さいとテキストが入りきらないこともあり、その場合は警告がでる模様。

Some labels were hidden due to size constrains

hidden.png

(参考資料)テストデータの入手元

東京都の自治体別刑法犯発生状況(平成23年~27年【確定値】)(XLSファイル:61KB)
からExcelをもってきて、適当に入れてみた。

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