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【CentOS7】MariaDBアンインストール時、削除されたpostfixを再インストールする【MySQL】

Last updated at Posted at 2021-07-12

この記事では、CentOS7環境でMariaDBアンインストール時、一緒に削除したpostfixを再インストールする手順をメモ的にまとめています。

#postfixを再インストールできない
AWSでウェブサーバー構築時(環境はCentOS7)、MySQLを使うためにMariaDBを削除した際、依存関係にあるpostfixも削除していました。
構築したウェブサーバー内でメール送信処理も実装しようとして、postfixをインストールしようとして下記コマンドを実行。

# yum install postfix

するとエラーでインストールできず。

エラー: パッケージ: 2:postfix-2.10.1-9.el7.x86_64 (base)
             要求: libmysqlclient.so.18(libmysqlclient_18)(64bit)
エラー: パッケージ: 2:postfix-2.10.1-9.el7.x86_64 (base)
             要求: libmysqlclient.so.18()(64bit)

「libmysqlclient.so.18」がないとのこと。
いろいろ検索して、似たようなエラー対処がヒット。
Linux maria dbをアンインストール時に消されてしまったpostfixの再インストールができない

#postfix再インストール手順
上記記事の回答内容を参考にしてpostfixの再インストールができたので、手順をまとめておきます。
まずはインストールされているrpmパッケージを一覧表示するコマンドを使って、インストールしている「mysql-community-」を確認します

# rpm -qa

「mysql-community-」と付くパッケージを確認し、アンインストールします。

# rpm -evh {パッケージ名}

次にCentOS7で使えるMySQL Communityのyumリポジトリをダウンロードします。

# yum localinstall https://dev.mysql.com/get/mysql80-community-release-el7-3.noarch.rpm

https://dev.mysql.com/get/以降は、公式サイトMySQL Community Downloadsで対象のリポジトリを探し、()内の名前(語尾が.rpm)を指定すればOK。
その後、mysql-community-clientをインストール。

# yum install mysql-community-client

その他依存関連もインストールされたことを確認

インストール:
  mysql-community-client.x86_64 0:8.0.25-1.el7                                                                                                          

依存性関連をインストールしました:
  mysql-community-client-plugins.x86_64 0:8.0.25-1.el7    mysql-community-common.x86_64 0:8.0.25-1.el7    mysql-community-libs.x86_64 0:8.0.25-1.el7

postfixインストール

# yum install postfix

インストールされているか確認する。

# yum list installed | grep postfix

postfixが表示されたらインストールが完了です。

#postfixの依存関係に注意
CentOS7は初期設定でMariaDBが入っていますが、MySQLを使うためにはMariaDBを削除する必要があります。
postfixはMariaDBに依存しているので、MariaDBを削除する際postfixも消えてしまっていました。
いろいろ調べて解決できましたが、依存関係には注意したいところです。

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