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DANSOとは

観念から技術までを実践として捉え、学 (Academic) と術 (Art) にまつわるon-goingな世界の一断面を共有し、様々な「層」をあらわにする建築情報学会企画の新媒体です。

キックオフをかねて、Qiitaのアドベントカレンダーにて記事を募る運びとなりました。建築情報学会周りの実践を共有いただき、多様で生々しい一面を垣間見る事で、活発な研究、制作、また協働のきっかけになればと期待しております。

一記事から、複数記事まで、分量は問いませんが、学会員(学生会員含む)の方の記事を公開させていただいております。
後日、建築情報学会のサイトにてアーカイブを公開予定です

DANSO記事の内容

  • 研究の内容
  • 扱っているソフト、言語のノウハウ、失敗談、デバグの軌跡などなど
  • 学生時にこんな研究をしていて、卒業後、今こんな活動をしています
  • 興味を持っている建築情報学周りのリサーチ
  • 先日こんな学会、勉強会、講演会に参加してきました!といった報告

などなど、建築情報学にまつわる実践であればなんでも公開していきます。
多様な方面での断層をお楽しみに!

巨人の肩に乗る

DANSOを企画するにあたり、Klima Magazine という出版物を参考にしました。websiteはこちら
学術の民主化を掲げ、現代の藝術から学問までを包括的に扱う、フランスの半年刊の雑誌。著者の多くは異なる専門分野に在籍する博士課程の学生が担当しており、新鮮で刺激的なコンテンツを提供しています。Klima Magazineは現代学術の水平断面をあらわにすることで、議論喚起しています。彼らの実践とその共有は、学問的という意味において、いわゆる、巨人の肩に乗ることで成立しているものですが、一方で、彼らの実践が、次世代にとっての巨人となることも、また確かです。

建築情報学会は、その多様性から、分野としての確立が難しいようにも思えますが、翻って、学際的な側面がその特徴ともいえそうです。各個人が現代の実践者としてフラットかオープンに議論を展開していくことで、新しい知見にたどり着くことができるかもしれません。既存の分野に回収されないからこそ、どんなに小さな気づきや発見でも、アーカイブし、共有していくことで、不確定な時代を生き延びていく術となり、できることなら、次世代の乗る巨人の背を伸ばす、そんな貢献ができるならば、それほど嬉しいことはありません。

ちいさく、そしてゆっくりとしたスタートではありますが、DANSOの一歩目をここに記したいと思います。

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