はじめに
Reactでアプリケーションを開発していると、Routerの設定に疑問を感じることがあります。特に「Routeタグの属性”element”に指定するコンポーネントがどこから来るのか?」という点は、(たぶん)React初心者にとって最初の壁となると思う。
そもそもの疑問点
React Routerの記事を読んでいると、} />のような記述を目にします。しかし、このSomeComponentがどこからインポートされているのか、直感的に理解しにくいことがある。
それに関連して、import SomeComponent from './SomeComponent'という構文も混乱を招く。通常、JavaScriptのimport〜from構文のfromは「ファイルパス」形式で記述しているが、実際にはファイルそのものではなくモジュールやコンポーネントが参照されている。
Reactのモジュール構成を探る
この疑問を解消するために、Reactのモジュール構成とRouterを定義しているJavaScriptの記述を視覚的に整理することにしてみると以下のような関係性が見えてくる。
- コンポーネントファイルの構成:src/components/SomeComponent.jsのように分かれている。
- インポートの仕組み:import SomeComponent from './components/SomeComponent'で読み込まれ、SomeComponentがRouteのelement属性に渡される。
- Routerの設定:App.jsやroutes.jsなどでRouterが定義され、各パスに対応するコンポーネントがマッピングされる。
図解で理解を深める
このリンクを視覚化するために、Reactのモジュール構成とRouter設定の関係を示す図を描いてみる。
これにより、どのコンポーネントがどこから来て、どのようにRouterと繋がっているのかが一目でわかるようになった。
理解が進むことで、Reactでのルーティング設定やモジュール構成がよりスムーズに感じられるはず。もし同じように疑問を持っている方がいたら、ぜひ参考にしてみてほしい!