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ITサービスマネージャー 論文対策

Last updated at Posted at 2016-08-20

初めに

ITサービスマネージャーの論文を書くにあたって、対象なるITサービスを具体化していきます。
取り上げる対象のシステムは私が長くシステム開発、運用に携わっている生命保険会社のシステムとします

対象のITサービス

対象システム

保険会社A社の支払業務システム

A社の会社規模

事務センターが全国に5か所、営業支店が3000店

システム構成

  • APサーバー5台 バッチサーバー2台 DBサーバー2台 ファイル連携サーバ、イメージ管理サーバー2台 マイニングサーバー2台
  • バッチサーバー、DBサーバー、マイニングサーバー、イメージ管理サーバーはホットスタンバイ構成
  • APサーバーはロードバランサ―による負荷分散構成
  • 各事務センターはVPNで後述のデータセンターにネットワーク接続を行っている。
  • 運用で使用しているサーバーは関東と関西のデータセンターで運用している。
  • 関西のデータセンターは関東で災害が発生した時の災害対策用として活用される。

提供しているITサービス

生命保険会社の支払業務システムを行うためのITサービス全般

  • 支払業務システムは事務センター向けに開放されている。
  • 請求内容の入力業務、査定業務、支払業務を行うWebアプリケーションを提供している。
  • 支払査定者による査定の前にバッチ処理にて機械的な判定を行い、担当者の査定の負荷を軽減している
  • 保険の支払い請求者から提出した書類や医師の診断書、査定に使う書類をすべてイメージ化し、ペーパレス
  • 業務を実現するイメージ登録・検索機能の提供を行っている
  • 入力されたデータをもとに病名、手術名を自動的にキーワード抽出するマイニング機能を提供している

SLA

システム稼働時間

  • オンライン平日7時~22時 休日 8時から18時
  • 夜間バッチ平日7時~22時 休日 18時から24時

事務処理量

  • 1日に前事務センタートータルで8000件の請求が処理できること
  • 1請求あたりに登録が必要なイメージは20枚=1案件平均20イメージ 160000枚

オンライン

画面レスポンス

  • 一覧照会系の画面 10秒
  • 詳細画面 3秒

夜間バッチ

  • バッチ処理ウィンドウに収まるようにジョブを設計する

システム外連携

社内システム連携

  • 支払業務で取り込んだイメージは営業支援システム、新契約システム、保全システムでも共有する

  • 支払の査定の結果は全社ホストシステムに連携する

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