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実務未経験でAWS設計構築案件にアサインされるためにやってきたこと

Last updated at Posted at 2023-12-19

はじめに

結論から申し上げますと、2024年1月よりAWS設計構築案件にアサインが決まりました。
簡単に私の自己紹介をしますと、妻子持ちで30代実務未経験からSES企業へ転職し現在5年目。
過去ローなスキルでずっとさまよっており、インフラのオンプレやクラウドの設計構築案件は未経験。
ですが、やっとの思いでAWSの設計構築案件にアサインすることができたので、2023年にやってきたことについてまとめていきたいと思います。
この記事はAWS設計構築案件にアサインしたいと思っている人に向けた記事です。
必ずしもこの記事を読んだからAWS設計構築案件にアサインできるかどうかと言われると、それは違うと思っています。
が、参考までにどんなことをやってきたのか?ということを共有することはできるかと思いますので、今回記事を書かせていただきました。

目次

1.はじめに
2.資格の取得
3.技術記事執筆
4.AWSハンズオン本の執筆
5.インフラのIaC化
6.最後に

資格の取得

現在の資格

認定日 認定資格
2022.04.30 AWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA)
2023.05.13 LinuC-1
2023.10.21 AWS Certified Solutions Architect - Professional (SAP)

2023年4月までの私の資格はAWS Certified Solutions Architect - Associate (SAA 2022年4月取得)のみでした。

ただ、これだけでは弱いと感じX (旧Twitter)やYoutubeなどから情報収集し、どうしたら実務未経験でも企業にアピールできるか?を考え、インフラの分野はポートフォリオよりも資格を評価する企業が多いことを聞き、まずは見た目でもわかりやすい資格でアピールする方針としました。

LinuCについて

AWSを学習する上で必須となる知識としてサーバの知識は必須になってきます。
Linuxの基本的なコマンドは一通り触れます、とアピールできるようにLinuC Lv1を取得して網羅的にLinuxを学ぶことにしました。

学習コンテンツ

Ping-tに関しては有名なコンテンツかと思いますが、LinuCは101および102の二つの試験をパスして初めてLinuC Lv1の資格として認められますが、LinuC101の問題についてはPing-tに登録することで無料で最強Web問題集600問以上の問題を解くことができます。

102については別途有料会員として登録する必要があります。
単月ごとに利用期間を選べるので、例えば1ヶ月で受かる自身がある、という方は1ヶ月料金を支払って有料会員になるなどするとよいかと思います。
【ご利用期間と料金】
1ヶ月・・・2,640円(税込み)
2ヶ月・・・3,300円(税込み)
3ヶ月・・・3,960円(税込み)
6ヶ月・・・4,950円(税込み)
12ヶ月・・・6,930円(税込み)
24ヶ月・・・9,900円(税込み)
36ヶ月・・・12,870円(税込み)

私の場合はLinuCの取得までに半年程度費やしました。
1日に学習できる時間も限られているというもあり、長期スパンで考え日々コツコツ学習しました。
2022年12月の中旬から学習し、101を3月に取得、102を5月に取得しました。

AWS SAPについて

次にSAPです。
某転職エージェントさんがしきりに話していたことなのですが、実務未経験でAWS設計構築案件にアサインしたいと思うなら、Associateレベルの資格では評価されないので、Professionalの資格を取得して差別化しないと評価に値しないと聞き、そこからSAP取得に向け学習することにしました。

SAP取得までに費やした学習時間はおおよそ2ヶ月半です。

学習コンテンツ

問題集についてはCloudTech一択でした。
私はCloudTechの有料会員 (永久ライセンス)となっていますので、300問あるSAPの資格演習と模擬試験を繰り返しこなす、という勉強を続けました。

CloudTechの資格演習の良いところは、300問すべてに構成図付きの解答解説が付いています。
そのため、文字列だけでは理解が難しいところを視覚化して理解し易いように解説されていますので、非常に勉強効率が上がります。
SAP以外のAWS資格問題集も充実していますので、一度リンクをたどって確認してみると良いかと思います。

資格演習以外にもハンズオン動画が豊富にありますので、問題集だけでは理解できない内容をハンズオンで補足するといったことも可能です。

AWS資格学習やハンズオン学習でどの教材を使用したら良いか悩んでいる方がいらっしゃいましたら、CloudTechを検討してみると良いかと思います。

以下割引クーポンコードをご使用いただくことで割引が適用されます。

  • 資格会員 90日間/自動更新(4,980円 – クーポン値引き額300円)= 4,680円 *更新時も割引
  • 基本会員 90日間/自動更新(9,960円 – クーポン値引き額1300円)= 8,660円 *更新時も割引
  • 永久会員 買い切りプラン(49,800円 – クーポン値引き額4,000円)= 45,800円

割引クーポン: kyrieee2304

その他有名な技術記事としてDevelopsersIoやAWS Black Beltオンラインセミナーなどはスキマ時間を活用し、理解が浅いサービスについてのインプットとして活用しました。

技術記事執筆

技術記事執筆についてはアピール材料とする目的や自分自身がAWSの各サービスを深く理解するための手段して自身でブログを立ち上げ執筆していきました。

こちらも某転職エージェントさんから聞いた話ですが、自身で技術記事などを書いてアピールしている人は実はほとんどいないので、それだけで差別化できます、と言われました。

技術記事は以前から書いていましたが、案件面談などでアピールできるポイントは資格だけじゃないですよ、ちゃんと手も動かせる人材ですよ、をわかってもらうためにハンズオンを中心とした技術記事を少しずつ執筆していきました。

AWSハンズオン本の執筆

こちらはCloudTechコミュニティ内で発足したプロジェクトで、AWSのハンズオンに特化したKindle本を出版しようということで、コミュニティ内でメンバーを募集しハンズオンの本を作っていくプロジェクトに参加しました。
出版されたKindle本で部分的な執筆や図解の作成などに携わったKindle本は以下です。

書籍の執筆はGoogleドキュメントやMarkdownを使用してドキュメント作成をします。
Markdownで執筆する場合にはGitHubで管理し、PullRequestをすることでメイン執筆者からレビューをもらい、指摘修正、最終的にマージされるという実際のGitHubフローで行われたため、かなり勉強になりました。

このKindle本の出版に部分的に携わったとは言え、案件面談の際には100%「この本の執筆経験について教えていただけますか?」と質問されました。

実務経験はないですが、こういった業務外活動についてちゃんと目を通してくれているということについてはかなりプラスに働いたのではないかと思っております。

インフラのIaC化

次にTerraformを使ったインフラのIaC化を学習しました。
Webの一般的な構成ですが、以下のような
CloudFront+ALB+EC2の構成で独自ドメインで冗長化されたEC2インスタンスにアクセスする構成をTerraformを使用してコード化しました。
CloudFront+ALB+EC2.png

GitHubにコードをアップしています。

まだまだ初歩的な内容しか理解できておらず、コードのリファクタリングなどはできていませんが、Terraformでコード化してみると、いろいろな学びがあり、またapplyに成功したときは非常にうれしい気持ちになれました。

最後に

ここまで読んでいただきありがとうございます。
実務未経験でAWS設計構築の案件にアサインするためにはどうするべきか?を色々考えて行動してきました。
やり方はそれぞれあるかと思いますが、最終的に一番強いと思っているのはどれだけ毎日継続できるか?かと思っています。
1日1歩ずつでも前に進めるように日々学習を継続することで目標に近づける可能性が上がるのではないでしょうか。

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