概要
今回は、Blockchainのインターネットの構築するための基盤技術となる可能性があるtendermintについて色々と書きます!簡単なことからですが、よろしくお願いします。これを機にtendermintやCosmosに興味を持ってもらえると嬉しいです。
手順
はじめにlocal開発環境を構築する。
そのために、Vagarant と Virtual Boxをインストールする。
次にVagrantを用いて、Ubuntuを構築。
作ったUbuntuにsshでアクセスして、Goを/root/usr/localにインストールする。
これでtendermintがインストールできる環境を整えることができる。
最後にtendermintをインストールする。
背景
今回、Mac OSの環境ではじめにtendermintのインストールを試しました。しかし、うまく行かず、いくつかのOSで試したところUbuntuで安定して起動したので、仮想環境でのインストールについて書きました。
今思い返せば、Mac OSでもインストールできそう。。
環境
環境はMacのHigh Sierra 10.13.4で行っています。
Virtual Box
以下から自分のpcにあったパッケージをダウンロードしインストールする。
https://www.virtualbox.org/wiki/Downloads
Vanrantのインストール
以下から自分のpcにあったパッケージをダウンロードしインストールする。
https://www.vagrantup.com/
インストールがうまく行っているかは、versionを確認することでチェックできる。
$ vagrant --version
Vagrant 1.8.1
Ubuntu VMの作成
はじめにMyVagrantディレクトリーをホームディレクトリーに作成し、MyVagrantディレクトリーに移動する。
$ cd
$ mkdir MyVagrant
$ cd MyVagrant
次に以下のサイトから最新のubuntu/trusty64の vagrant boxを確認する。
特に最新のバーションでなくて良い場合は、ターミナルで以下を入力する。
$ vagrant init ubuntu/trusty64
$ vagrant up
しばらくすると、VMが作成され起動する。起動後にUbuntuへの接続は、sshすれば接続が開始する。
うまくいけば、vagrant@vagrant-ubuntu-trusty-64と表示される。
$ vagrant ssh
vagrant@vagrant-ubuntu-trusty-64:~$
Goのインストール
Ubuntuにログインできたら、次にgoをインストールする。ダウンロードするファイルを保管するために、/root/usr/local/srcの一連のディレクトリーを作成する。
$ sudo su
$ cd
$ mkdir usr ・・・
$ cd src
このディレクトリーへ、Goのソースファイルをインストールする。
Goを以下から探して、linuxの最新版のリンクをコピーし、wgetする。
https://golang.org/dl/
$ sudo wget https://dl.google.com/go/go1.10.2.linux-amd64.tar.gz
最後にこれを展開しインストールする。
$ sudo tar -C /root/usr/local -xzf go1.10.2.linux-amd64.tar.gz
Pathを通すことを忘れずに。
$ cd
$ vi ./profile
profileに以下を追加する。
export GOROOT=/root/usr/local/go
export PATH=$PATH:$GOROOT/bin
さらに、最後に
source ~/.profile
をする。
これでgoがlocal開発環境にインストールされる。
Tendermintのインストール
最後にTendermintのインストールを行う。
ここまでうまくできていれば、
go get github.com/tendermint/tendermint/cmd/tendermint
でインストールができるはずだ。しばらく待って、
tendermint version
をしてみる。きちんとインストールされている場合は、versionが表示されるはず!
Done!!