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デスゲームのような現場で見つけた、自分らしい成長のかたち

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はじめに:緊張感に満ちたプロジェクト

今回関わったのは、某企業の採用サイト開発案件でした。
率直な感想を言うと、まるで「デスゲーム」に参加しているかのような、緊張感のあるプロジェクトだったと感じています。

この現場はとにかく入れ替わりが激しく、月単位で新しい人が入ってきては、同じ月のうちに多くの人が離れていく――そんな環境でした。

というのも、このプロジェクトでは試用期間中にその人が現場にマッチするかを見極め、継続して参画してもらうかどうかを判断する運用がされていたためです。

実力主義の会社であると事前に聞いてはいたものの、実際に体感すると予想以上のインパクトがありました。

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アサイン当初の不安と期待

アサインされた当初は、不安でいっぱいでした。
「自分の実力でやっていけるのか?」「試用期間後に残れるのか?」と、プレッシャーや緊張感が常に付きまとっていたのを覚えています。

特に序盤は、周囲のスキルの高さに圧倒され、自分を見失ってしまった時期もありました。
今振り返ると、必要以上に焦り、空回りしていた部分もあったなと感じています。

Goとの出会い:新鮮さと苦労の連続

今回の案件では、Go言語を使うことになったのも大きな変化でした。
基本的な文法は他の言語と大きく違わない印象でしたが、レシーバーの概念やポインタの使い方には最初戸惑いました。

また、VSCodeでのデバッグ環境構築に苦戦し、うまく動作しない状況が続いたため、最終的には GoLandへ切り替えることで開発効率を安定させました。

テストコードへの挑戦と設計の壁

今回は、Goのテストコードの作成にも初めて本格的に取り組みました。
Goにもモックライブラリはあるものの、Jestのよう柔軟にモックできるわけではなく、単体テストを書くには設計段階から工夫が必要だと痛感しました。

特にインターフェースを意識した設計が求められたため、テスト容易性を考慮したコード構造について深く学ぶ良い機会となりました。
TDDのようなスタイルには少し相性が悪い印象も受けましたが、そのぶん設計スキルは確実に鍛えられたと思います。

現場の文化に助けられたこと

この案件の中で、最もポジティブだったことの一つがチームの文化です。
質問チャンネルに投げると誰かしらがすぐに反応してくれるという風土があり、周囲に支えられている安心感がありました。

また、自分なりの工夫として、Slack上に「作業ログ用スレッド」 を作ってみました。
タスクの進行や調査内容をリアルタイムで書き残すことで、後から振り返ったり、周囲と情報共有しやすくなったりと、良い効果が得られました。
これは自社の社長のアドバイスを参考にした取り組みでしたが、大正解だったと思います。

自分を見失いかけた反省と、大きな気づき

試用期間の序盤は、正直自分を見失っていたと感じます。
周囲と比較して焦り、「自分ももっとやらなければ」と空回りすることが多かったです。

ただ、その経験を通じて、「人は急にはスーパーマンになれない」 という当たり前のことに気づけました。
周囲にすごい人がいても、自分は自分。今の自分ができるベストを尽くすことが大切だと、ようやく腹落ちしました。

今後に活かしたいこと

精神的な面での成長が最も大きかったと感じています。
周囲に流されず、自分のペースでベストを出し続ける強さを、今後も養っていきたいです。

また、今回環境構築などで苦戦したことをきっかけに、インフラや開発環境に関する知識も強化していきたいと考えています。

おわりに

このプロジェクトは、技術的・精神的にも、間違いなく自分にとっての大きなターニングポイントとなりました。
不安や苦労もありましたが、それ以上に得たものが多く、「今後につながる良い経験だった」と自信を持って言えます。

これからも、どんな環境でも自分らしく、少しずつ成長していけるように挑戦を続けていきます。

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