Centos7でswapファイルを作成する

はじめに

AWS のCentOS7ではswap領域が確保されていないため、手動でswap領域を作成する

swapファイルの作成

ddコマンドを使って100MBの空ファイルを作成する

# ionice -c3 dd if=/dev/zero of=/100MB.img bs=1M count=100 oflag=direct

100MBの空ファイルを使用してして、I/O負荷を少なく8GBのswapファイルを作成する

# for i in $(seq 1 82); do ionice -c3 cat /100MB.img >> /swapfile; sleep 5; done

実行属性を付加します。

# chmod 600 /swapfile

swap領域を作成します。

# mkswap /swapfile

swap領域を有効にします。

# swapon /swapfile

スワップ領域が有効であることを確認する。

# free -m
# swapon -s

OS再起動時のswapファイルマウント設定

OS再起動時にスワップ領域が有効になるように、/etc/fstabに下記を追加します。

# for swap
/swapfile                                 swap                    swap    defaults        0 0

OSがswapを極力使わない設定

/usr/lib/tuned/virtual-guest/tuned.confのvm.swappinessを1に変更する

#vm.swappiness = 30
vm.swappiness = 1

設定を反映させる

# systemctl restart tuned

設定を反映された事を確認する

# sysctl vm.swappiness

/etc/sysctl.confにvm.swappiness = 1を追記する

vm.swappiness = 1

設定反映

# sysctl -p

設定確認

# sysctl -a | grep swappiness