はじめに
SIer的な部署でシステム開発業務に従事している社会人4年目です(システム開発系は3年目から)。
開発業務自体は開発ベンダーへ委託するため、要件定義やテスト工程、スケジュール管理、開発ベンダーの成果物確認、クライアントからの問い合わせ対応などなどをメインでやっておりますが、ここ半年くらいは、少しだけ開発っぽいお仕事もやり始めています。
また、大学時代は化学系の研修室で蛍光色素の研究をしていたため、システム開発についてはド素人です。
機会がありジョブチェンジして、システム開発系の部署に異動しました(元々、興味はあったので)。
とりあえず、HTMLやCSSを少し勉強してみましたが、やってみるとこれまた面白い。
ということで、色々勉強してみたので、良かったものを紹介します。
Web開発系(フロントエンド)
【書籍】1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
ネットで検索すると大体これが出てくるため手に取ってみました。
前半でHTML、CSSの基礎について学んで、後半でWebサイトを4つほど制作するという流れになっています。
前半部分は基礎的な内容がよくまとまっているため、学習後も辞書的な感じで何回か見直しました。
【書籍】確かな力が身につくJavaScript「超」入門
こちらも、ネットで検索すると大体これが出てくるため手に取ってみました。
JavaScriptの基礎に加え、jQueryについても軽く触れています。
とても丁寧に書かれていますが、「超」入門だけあって基礎の基礎なため、もう一段上のレベルの書籍なり動画なりで学習しないと基礎が身についたとは言えない気がします。
文法というよりも、アプリケーションベースで書かれているため、JavaScriptのとっかかりには最適だと思います。
【Udemy】ちゃんと学ぶ、HTML/CSS + JavaScript
前述した書籍の合体版みたいな内容です。
加えてCSSフレームワークのBootstrap、JavascriptではAjax、Vueなどにも触れています。
(私は、前述した書籍よりもこの講座を先に受講していたため、JavaScriptの後半部分があまりピンと来ませんでした。)
とりあえず、この講座を受講すれば、Webサイトの入門レベルくらいは理解したと言えると思います。
【Udemy】【Tailwindcss3.0】利用者急増中!作って学ぶ爆速で理解したい人向けのTailwindcss完全入門パック
近年CSSフレームワークの中で爆発的に利用者が伸びている?と耳にして、どんなものか気になり受講してみました。
3時間程度でポートフォリオサイトが一つ完成する講座です。
基本的なCSSに対する知識がないと難しいと思いますが、上記で紹介している書籍または講座を学習していればついていけると思います。
所々画面を拡大して見やすくしてくれたり、講師の話すテンポや声が聞き取りやすかったり、受講しやすかったです。
【Udemy】モダンJavaScriptの基礎から始める挫折しないためのReact入門
JavaScriptフレームワークとして大人気のReactに関する講座です。
前半ではReactでよく使われる分割代入やスプレッド構文などのJavaScriptの記法(=モダンJavaScript?)、PropsやStateなどのReactの基礎が解説されています。
動画の後半ではJavaScriptのみで作ったアプリケーションをReactで書き換えていくことにより、より理解が深まります。
所々画面を拡大して見やすくしてくれたり、講師の話すテンポや声が聞き取りやすかったり、受講しやすかったです(動画だと、声などの受講しやすさ大事ですね)。
また、本講座と次に紹介する講座は、開発環境としてCodeSandboxというWebエディタを使用しているため、開発環境の構築は不要です。
【Udemy】Reactに入門した人のためのもっとReactが楽しくなるステップアップコース完全版
前述の講座の続編的な講座。
前述の講座が入門編で、本講座が基礎編というイメージ。
レンダリングの最適化、様々なCSSのあて方、Reactでのルーティングの実装、TypeScriptを用いたReactの記法、カスタムフックなどを取り扱っています。
最後にはTypeScript × Chakra UI × Reactでアプリケーションを一つ作成します(フロント側のみ)。
【Udemy】モダンJavaScriptの基本から始める React実践の教科書 (最新ReactHooks対応)
上記2つの講座の講師をされているじゃけいさんが執筆されている書籍です。
上記2つの講座がとっても良かったため、勢いで書籍も購入。そのくらい、Udemyの講座が分かりやすかったです。
まだ全てを読み切ってはいないですが、内容は講座の内容が合算されたもののようです。
Web開発(バックエンド)
【Udemy】はじめてのRuby on Rails入門-RubyとRailsを基礎から学びウェブアプリケーションをネットに公開しよう
アプリケーションを作る上でバックエンドも実装する必要があるため、何か学ぼうと思いRubyとRuby on Railsを選択。
Progateで少し学習した後にこちらの講座を受講しました。
開発環境の構築(Cloud9)やHeroku上へのアプリケーションのデプロイなど、実践的な内容も含まれています。
開発全般
【Udemy】米国AI開発者がゼロから教えるDocker講座
この講座はマジで分かりやすいので、本当にお勧めしたいです。
Udemyのセール価格には対応しておらず、講師の方がブログ上で定期的にセールをしているようです(それでも1万以上はします)。
1万円以上するのに受講生数が多く、かつ評価が高かったため、思い切って購入してみましたが、大満足です!!!!
Dockerの基本、DockerFileの書き方、docker-compose、docker-compose.yamlの書き方など盛りだくさんです。
【Udemy】Git:はじめてのGitとGitHub
後述する講座の講師が無料で公開しているGitとGitHubの入門講座。無料なので1時間程度ですが、イメージは掴める内容かと思います。
【Udemy】Git: もう怖くないGit!チーム開発で必要なGitを完全マスター
Gitの仕組みと基本的なコマンド、GitHubを利用した開発の流れなどを学習できます。
資料ベースで実際に起こっていることを解説した後に、コマンドを実行していくという流れになっています。
本講座でGitとGitHubを使った一連の流れは理解できると思います。また、講座で使用している資料はダウンロード出来ますので、復習にも役立ちます。
資格系
資格は不要など色々意見があるかと思いますが、少なからず基礎知識として知っていなければならないため、資格を取得せずとも学習しておく必要はあるかと思います。
【書籍】キタミ式イラストIT塾 ITパスポート
イラストが多く、IT初学者の方にとっては取り組みやすいと思います。
ただページ数が多いため、資格試験を予定されている方は早めに1週目を通された方が良いかと思います。
この参考書と過去問で試験に合格することができました。
【書籍】イメージ&クレバー方式でよくわかる 栢木先生の基本情報技術者教室
キタミ式の基本情報技術版もありますが、ITパスポートと似たような内容にだと思ったので、著者を変えてみました。
ITパスポートの時はとにかく丸暗記していくみたいな感じだったのですが、理解度が少しずつ上がってきた気はしました。
こちらもこの参考書と過去問で試験に合格することができました。
【書籍】AWS認定資格試験テキスト AWS認定 クラウドプラクティショナー
会社の事情?でクラウドプラクティショナー試験を受けることになり、その際に購入しました。
全くのIT初学者だったため、ただの丸暗記になってしまった感が強いですが、それでもこの参考書で合格することができました。
【書籍】徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト − アソシエイト教科書
クラウドプラクティショナーに合格した勢いで2か月後くらいにソリューションアークテクト−アソシエイトを受験しました。
こちらの黒本は他の書籍よりもページ数が少なかったため購入しました。
こちらの参考書を繰り返し学習することで合格することができました。
最後に
今回は、IT・Webの世界に飛び込んでこれまで勉強してきた(触れてきた)ことを中心にまとめてみました。
同じく初心者でIT・Webの世界に飛び込もうとされている方の参考になれば幸いです。
今後はエンジニアを目指していきたいと思っているため、直近はアプリケーションの開発を行っていき、そこで得た知見などを投稿していこうと思っております。
半年か1年くらいしたら、今回と同じように勉強したことなどをまとめていこうと思います。