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CloudFrontとは

Last updated at Posted at 2021-05-03

概要

AWS版のキャッシュサーバーでユーザーはEC2に直接データを取得しに行かなくても、仲介するCloudFrontにEC2などからコピーされたデータを取りに行くため、Webページの表示が早くなる。(静的及び動的な Web コンテンツの配信を高速化するサービス。)
EC2やS3といったサービスはデータを渡す処理が減り、負荷の軽減になるといったメリットがある。
サービス開始後、データの配信元を指定すると世界中のエッジロケーションにデータがコピーされる。

基本動作

①オリジンサーバーにオブジェクト格納
②クライアントからの初回アクセス時に、最も地理的に近いエッジサーバーのキャッシュを参照しにいき、キャッシュがなければ、オリジンサーバーから該当コンテンツを取得してキャッシュする流れです

CloudFront講座_1.005.jpeg

※CDN・・・コンテンツデリバリーネットワークという意味
※AWS WAF・・・ウェブアプリケーションファイアーウォール(サイバー攻撃からシステムを守る仕組み)

用語

CloudFront講座_1.007.jpeg

Viewer・・・アクセスしてくる人
Origin・・・コンテンツの配信元(EC2,S3,ELBなど設定できる)

※TTL・・・Originに最新のデータがあるか何秒置きに確認しますかという秒数の設定

設計ポイント

CloudFront講座_1.008.jpeg

レポート機能が備わっており、設定後に少しずつ調節していく運用がおすすめ

・CloudFrontを利用する上で、配信先が多数ある場合の利用料金の削減に有効な方法
→エッジロケーションにあるファイル圧縮機能を使用する

オリジンからファイルを取得するときに、CloudFrontは各エッジロケーションでファイルを圧縮します。コンテンツを圧縮するように CloudFront を設定すると、既にエッジロケーションにあるファイルは圧縮しません
CloudFrontのデータ転送コストは供給されたデータの総量に基づきます。

参考

この記事はAWS初学者を導く体系的な動画学習サービス
「AWS CloudTech」の課題カリキュラムで作成しました。
https://aws-cloud-tech.com

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