はじめに
業務でマニュアルやかんたんな文章校正を対応することが多く、個人的にも得意な分野であり、わりと簡単に取れるのではと思い「3級 テクニカルライティング試験」の受験を決めました。
受験体験を数回に分けて投稿しようと思います。
今回は、試験の概要や勉強方法について、テクニカルコミュニケーター協会HP(2023年5月時点)より調べてわかったことをまとめます。
テクニカルコミュニケーション技術検定試験(TC技術検定)とは
試験概要
試験の種類は以下
- 3級 テクニカルライティング試験[TW]
- 2級 使用情報制作ディレクション試験[DR]
- 2級 使用情報制作実務試験[MP]
- 1級(詳細検討中)
3級 テクニカルライティング試験[TW]について
使用情報の作成に携わる人々だけでなく、実用文の作成に役立つ日本語の文章表現技術を高めたいすべての方々を対象とする試験です。
文法や文の知識だけでは文書は作成できません。何のために、何を、どう説明するか、もう一度日本語を見直し、伝わる文書力を磨きましょう。
合格率
2023年冬(2023年2月)試験の結果は以下。
全体でおよそ300人中140人で、45%程度の合格率となる。
サンプル問題は易しそうなイメージだったが、これを見ると少し不安。
男女別受験者数、合格者数
回答数 | 構成比 | 合格者数 | 合格率 | |
---|---|---|---|---|
男 | 174 | 57.2% | 71 | 40.8% |
女 | 130 | 42.8% | 68 | 52.3% |
その他の回の分析データもHPに掲載あり。
受験費用
法人会員・個人会員 11,000円
非会員 16,720円
学生 11,000
会場
オンライン試験はなく、
東京・大阪・名古屋・福岡・広島・石川の6箇所
勉強方法
①TC協会で発行しているテキスト(詳細は次回投稿にて)
②受験対策セミナー
HPをざっと確認したあとの疑問点
過去問は公表されていない?
HPには、簡単な数問のサンプル問題のみで、
テキストの目次の最後に「TC技術検定3級[TW]試験の例題」とあるが、試験まるっと1回分の対策ができる量なのか心配。
参考本に過去問など本番形式の問題が掲載されていることを願う。。
〜〜次回、【受験体験記②】では、テキストの内容や試験対策について書きたいと思います〜〜