はじめに
2023年6月頭に基本情報技術者試験を受験したので、勉強法など書き残します。
2023年6月現在、試験問題は完全非公開です。出題内容の開示は固く禁止されています。
本記事はその点に留意して記述しています。
筆者について
タイトルにも書きましたが、未経験でIT業界に転職した人間です。
・経済学部卒
・社会人4年目
・異業種から転職し、2023年1月入社
・2023年2月にITパスポート取得
ITパスポート試験については入社前から勉強していました。
基本情報技術者試験とも試験範囲が重なっていますので、未経験者が最初に勉強するのに適しているかと思います。
2023年3月から基本情報技術者試験の勉強を始め、6月頭に受験し無事に合格基準点を超えることが出来ました。(科目A:730点、科目B:750点)
基本情報技術者試験の基本情報
詳細はIPAの公式サイトに掲載されていますので、そちらを参照してください。
【2023年4月~ 新形式】
・CBT方式
・科目A:90分60問
・科目B:100分20問
・科目A,Bともに600点以上/1,000点で合格
・受験料:7,500円
※旧形式との違いについて
旧形式の午前試験が科目A、午後試験が科目Bに該当します。
出題範囲に関しては科目Bが大きく異なります(選択問題廃止)。
科目A:午前試験に準じる
科目B:「情報セキュリティ」と「データ構造及びアルゴリズム(擬似言語)」の二つの分野を中心にした構成に変更
(出題範囲・シラバスの改訂関連情報より)
勉強方法・期間
勉強期間はトータル3か月で、科目Aに2.5か月、科目Bに1か月かけました。
1日の勉強時間は30分~2時間程度。平日は試験直前以外は、やっていない日もありました。
詰め込みが嫌い&苦手なので、通勤時間を活用し勉強時間を小分けにして、無理せず続けられるようにしていました(頭が働かないなと思った時は潔く諦めてました)。
科目A
ひと月ほどかけてテキストを1周し、その後はひたすら過去問を解いていました。
試験1ヶ月を切ったところで総復習にyoutubeの解説動画を活用しました。
個人的に、テキストは「分かっていない部分が炙り出せるまで」を目安にきちんとやった方がいいように思います。
過去問は強い味方ではありますが、複数回解くと回答を覚えてしまうので頼りすぎも危ないかもしれません。
特に未経験者は「勘どころ」みたいなものも持ち合わせていないので、自分が理解できているか、必要事項を覚えられているかを最重要視して、過去問演習をするのが良いと思います。
科目B
こちらは科目A対策で基本知識を押さえるのが大前提です。
・アルゴリズムとプログラミング
全くプログラミングの経験が無いので、まずテキストを購入しトレース練習を行いました。
ただ、時間も限られる中でテキストばかりやっても仕方ないと思い、テキスト内の問題を6割ほど解いたところでIPAが公開しているサンプル問題に移りました。
youtubeの解説動画を見て理解しながら1周したのち、自力で1周解いて試験当日を迎えました。
問題によっては理解するのに時間がかかりましたが、めげずに自力で解けるまで粘ったのが良かったかなと思います。
・情報セキュリティ
科目Aの重要事項の総復習を行い、サンプル問題を解きました。
アルゴリズムに時間を割きたかったので、特に重点的な対策は行いませんでした。
おわりに
ほぼ個人的な備忘録ですが、どこかのだれかのお役に立てば幸いです。