やりたいこと
作成予定のアプリが『チャット』、言語が Node.js でフレームワークとして Express を選定、相性の良さそうなデータベースをググった結果、RDB ではなく NoSQL を選定、mongoose 経由で MongoDB を使うため、ローカルに MongoDB をインストールしました。
上述の構成は割と定番らしいのですが 私自身 MongoDB を触ったことがなかったので、MongoDB のインストールならびにサービスの設定まで実施した手順を残しておきます。
前提環境
実施した環境ということでご参考までに。Linux Mint は Ubuntu 互換のディストリビューションです。
| カテゴリ | ソフトウェア | バージョン |
|---|---|---|
| OS | Linux Mint | 19 Tara Cinnamon x64 (Ubuntu 18.04 LTS ベース) |
やってみた
1. MongoDB をインストール
公式の手順を見ながらインストールします。
bash
# OS に MongoDB をインストール
sudo apt-key adv --keyserver hkp://keyserver.ubuntu.com:80 --recv 9DA31620334BD75D9DCB49F368818C72E52529D4
echo "deb [ arch=amd64 ] https://repo.mongodb.org/apt/ubuntu bionic/mongodb-org/4.0 multiverse" | sudo tee /etc/apt/sources.list.d/mongodb-org-4.0.list
sudo apt-get update
sudo apt-get install -y mongodb-org
正常にインストールされたのか確認します。
bash
mongo --version
実行結果
MongoDB shell version v4.0.6
git version: caa42a1f75a56c7643d0b68d3880444375ec42e3
OpenSSL version: OpenSSL 1.1.0g 2 Nov 2017
allocator: tcmalloc
modules: none
build environment:
distmod: ubuntu1804
distarch: x86_64
target_arch: x86_64
続いてサービスを起動します。
bash
sudo systemctl start mongod.service
ステータスコマンドで正常動作を確認します。
bash
systemctl status mongod.service
実行結果
● mongod.service - MongoDB Database Server
Loaded: loaded (/lib/systemd/system/mongod.service; disabled; vendor preset: enabled)
Active: active (running) since Fri 2019-03-01 12:31:21 JST; 2h 42min ago # <== 結果はここを見る
Docs: https://docs.mongodb.org/manual
Main PID: 14542 (mongod)
CGroup: /system.slice/mongod.service
└─14542 /usr/bin/mongod --config /etc/mongod.conf
3行目の Active が active (running) になっていればOKです。
2. サービスの設定
このままだと OS の再起動後にサービスが停止してしまうので、OS が起動するとサービスも起動するように設定します。
bash
sudo systemctl enable mongod.service
実行結果
Created symlink /etc/systemd/system/multi-user.target.wants/mongod.service → /lib/systemd/system/mongod.service.
所感
- ローカルにデータベースを構築するなら Docker で良い説... mongo - Docker Hub