特徴
- 並列処理数がOSのNFS機能に比べ多い
- DBプロセスからの直接コネクション
- 複数のネットワークパスを利用可能
12cその他新機能 に詳しい説明がある。
dNFS有効・無効化手順
DBインストールユーザ(通常oracle)でログインし、環境設定後下記を実施
$ cd $ORACLE_HOME/rdbms/lib/
有効にする場合
$ make -f ins_rdbms.mk dnfs_on
無効にする場合
$ make -f ins_rdbms.mk dnfs_off
TIPS
- DBHOME単位で有効・無効を設定可能
- 有効にしても、DBFやRMAN等の対象ファイル以外はOSの機能でアクセスされる
- 12cよりRAC(One含む)環境ではdNFSがデフォルト有効
- Oracle Databae Appliance(ODA)はSAS接続の共有DISKがあるが、NFS接続ではないため対象外
- 11g、12cシングルDBでも有効化すれば使える
- NFSサーバによってはdNFS利用不可(Ex. solaris ZFS)