PCではなく、手の中のスマホを活用!
私は、出張多めの会社員です。
会社にいる時間よりも、在宅での仕事の時間よりも、出張・外出の時間が多い生活です
外出中に「あの部署の電話番号がわからない」「あの部署の部長は今だれ?●●部長かな?(曖昧)」
確認したいけど、屋外でパソコンひらくのはめんどくさい
(驚く方も多いかと思いますが、エクセルファイルで、組織表や電話帳を管理している会社です)
そんな時に、簡単に検索できると便利だよなー
会社の組織名簿や電話帳は、Excelで作成されているから、
LINEでエクセルを検索し、その返答をしてくれるBotを作成してみました
今回は、Glideで簡単に検索できるアプリを作成してみました
(実際は、Excelではなく、Googleスプレッドシートでの作成です)
2週間前にLINE Botにて同じような企画を作成しました
その時との比較もあります。
使用したツール
- Googleスプレッドシート(※ExcelをGoogleスプレッドシートに変換します)
- Glide
Glide とは、スプレッドシートやテンプレートから簡単にアプリを作成できるノーコードツールです。
詳しくは下記の参考サイトがわかりやすかったです。
参考:スプレッドシートが5分でアプリになるGlideを使ってみた!
完成品
作成について
①スプレッドシートにデータを作成します。
今回は、「組織」「電話帳」の2つのシートを作成しました。
②Glideにて、NewProject
、Glide App
、Google Sheets
の順に選択し、読み込ませる対象のスプレッドシートを選んでください。
③以上の操作で、スプレッドシートとGlideがつながって、アプリが誕生しました。とても簡単です。
④あとは、レイアウトや細かい設定の調整です。 ←ここが、時間がかかったところです。
MAPページを追加したり、ページ遷移の設定をしたり、表示の項目を調整したり、項目選択後のアクションを設定したりと、色々なことができました。
※Glideは、このように一から作成もできますが、いくつかの用意されたテンプレートから作成することも可能です。
実際に使ってもらいました
外出の機会が多い営業の方、出張が多い前所属部署の上司、同じ部署の方に作成したアプリを触ってもらいました。
1人目:外出の機会が多い営業の方
良い点
外でパソコン開いてログインして検索するのは、いつも大変。これがあれば助かる。
移動の合間など短時間でできるのは魅力的に感じた。
操作で迷わずに、簡単に検索できていい。
悪い点
人事異動が頻繁にあるので、データを更新し鮮度を保つ運用面を考える必要がある。
アプリが増えると面倒である。一つのアプリに集約できれば、アプリを探す手間もなくなる。
⇒運用面の課題はあるが、共感してもらいこればあれば助かるとの反応はうれしかった。
2人目:私が以前所属していた出張が多い部署の役職者(60代)
良い点
人事異動がたくさんあるから企画で着目した点は、共感できる。
地図と組織図と電話帳をタブの切り替えで見れるのは、簡単でいいね。
悪い点
役職者は比較的わかるけど、その部下が誰なのか悩むことが多くある。立場によって違う。
スマホじゃなくてタブレットがいい。小さいと見えない。
⇒タブレットで試すと左側にスマホサイズの画面が表示されるだけであった。まだまだ改善点あり。
部下が誰なのか見れるように、画面遷移をすべて繋げる改善を実施しました。
MAP>組織図>電話帳の順に画面が遷移するように、ACTIONを設定しました。
3~6人目:同じ部署の方(外出や出張の機会が少ない方々)
良い点
大規模な組織改編の時には、一斉更新をスプレッドシートでできそう。
簡単に項目を追加、変更したりできて、開発会社(SE)に頼まなくても使っていけそう。
他にもエクセル管理している台帳(管理物件一覧)などのデータも繋げると面白そう。
各項目のデータの内容に合わせて、ACTIONが違う点がストレスなく使える。
悪い点
そもそもの電話帳アプリとの違いがない。
エクセルで管理しているのが問題であり、既存のソリューションを活用するだけで解決できるのでは。
個人情報の扱いにもなるので、セキュリティが気になる。
外出先でこれが必要なシーンは実際にどれぐらいあるのか?一部の人だけでないか?
⇒メールアドレスでのログイン、パスワードやユーザープロファイルでの制限等があることを確認。
有料プランのみの適用などの条件もあるが、一部のセキュリティ対策は可能でした。
しかし、一般の電話帳アプリとの違いに言及できていないので、大きな課題である。
大きな課題として、
電話帳アプリとの違いが無く、なぜこのアプリを使用するのか
既に数多くあるアプリやスプレッドシートではなぜダメなのか
といった点、再考する必要があると反省した。
前回のLINE Botと比較して
簡単に作成できる点や、MAPや一覧表示ができるのはGlide
比較的ほとんどの方が使用しているので、操作性は認知度の高いLINE
と感じました。
完全一致しないと返答がないLINE Botなど2つのツールは、まったく違う特徴なので、良い点をうまく活かしたいと思った。
お試し
下記のリンクより試すことができます。
中身のデータはデモデータになります。こちらのテストデータ・ジェネレータを使用させていただきました。