Parallels Desktop 10上でWindows 10は本当に動かないのか
待望のWindows 10無償アップデート前日になって、気づいてしまいました。
Win10がParallels Display Adapter (WDDM)と互換性が取れないためアップデートできないということに。
予約を入れても、コノザマ。
しかし、本当に動かないのでしょうか?
環境
- MacBook Pro Retina (Late 2013) 15インチ、SSD 512GB、店頭販売モデル
- OS X 10.10.4
- Windows 8.1 Pro → Windows 10 Pro
- Parallels Desktop 10.2.1 (29006) → Win10アップグレード後に10.2.2 (29105)に更新
ISOイメージのダウンロードページが登場
Win10提供開始当日になって、ISOイメージのダウンロードリンクが現れました。
Windows 10 ISO
エディションと言語を選択したら、32bit, 64bitのリンクが生成されるので、有効期限(1日)以内にダウンロード。
ここで、ダウンロード完了時のファイルサイズをきちんと確認しておきましょう!(Win10無印、日本語、64bit選択で、Chrome上の表示は3.9GBです)
これを怠ったため、僕は2GB程度の不完全なISOファイルをToast 11でDVDに無理矢理焼いて、無為なディスクを作成してしまいました。もちろんParallelsにISOを直接マウントしても起動しません。完全なISOなら、Windowsディスクイメージ書き込みツールでも、Macのディスクユーティリティでもきちんと焼けるはずです。「image not recognized」「選択されたディスク イメージ ファイルは有効ではありません。」などとエラーが出たらもう一度ダウンロードしましょう。
セットアップの過程
気を取り直して、ディスクユーティリティでマトモな円盤を焼きました。
マウントしたイメージをエクスプローラで参照して、setup.exeを押して、セットアップを進めていきます。
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外付けドライブで円盤から参照する場合は、必ず仮想Windowsから直接マウントしてください。Macにマウントしたものをpsf経由で参照すると、このようにsetup.exeの実行に失敗します(画像はWin10にアップグレードした後のものです)。
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DVDドライブからブートしたらプロダクトキーを入れろと言われたので、クリーンインストール扱いになりそうです。
時間はそれなりに掛かります。更新プログラムの適用から30分ほどは見た方がよいでしょう。
インストール後
ん、解像度おかしくない?と思ったら、Parallels Toolsのインストールが始まりました。
インストール完了後、再起動すると、画面表示には特に問題は見られませんでした。
まとめ
結果として、実際にWin10を入れて少し見てみた限りでは互換性の問題が影響を及ぼしているようには見えませんでした。
自己責任でお試しください。