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Keil Studio Cloudを使ってみた

Last updated at Posted at 2021-06-08

この記事では、先日ベータ版がリリースされたKeil Studio Cloudの使用方法を説明します。

Keil Studio Cloudは、クラウドベースのIoT開発環境になります。現在(2021年6月)ではベータ版になっていて、Webサイトから登録することで試用・評価することができます。

ベータ版の時点で対応しているターゲットハードウェアは以下です。

  • FRDM-K32L3A6
  • LPCXpresso55S69
  • MIMXRT1064-EVK

それぞれのボード用に5-6個のサンプルプロジェクトが用意されています。

使ってみる

ハードウェア

LPCXpresso55S69

ソフトウェア

WebUSB機能が使えるブラウザ(Google Chrome等)
Keil Studio Cloud

事前準備

DAPLinkを更新する必要があるようなので、こちらの手順通りに作業します。

https://www.keil.arm.com/hardware/LPCXpresso55S69/guide/

Betaプログラムに登録してログインします。
https://studio.keil.arm.com/auth/login/

Keil Studio Cloudを使用する

  • [File] - [New Project...]を選択する
  • Select...をクリックし、以下のダイアログから、Blinky_LPCXpresso55S69_RTXを選択する
  • Add Projectボタンを押して、プロジェクトを生成する

  • ターゲットボードをUSBケーブルで接続する
  • ボードが自動認識され、以下のダイアログが表示されるので、Yesボタンを押す

  • Target hardwareの横にあるUSBアイコンをクリックする

  • ダイアログが表示されるので、接続されたボード(DAPLink CMSIS-DAP)を選択し、Connectボタンを押す

  • デバッグ(虫のアイコン)ボタンを押して、デバッグセッションを開始する

デバッグ画面の例

ターゲットボードにプログラムが書き込まれた後、通常のデバッガのようにシングルステップ実行や、breakpointの設定、レジスタやメモリの表示等を行うことができます。

以上です。

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