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Hyper-V で Kali Linux を導入する

Last updated at Posted at 2018-12-15

概要

Hyper-V で Kali Linux を起動できるようにしました。
少し前までイメージファイルも配られてたようですが、いまは配布やめてそうなので、一からインストールします。
Kali Linux 2019.1 を試したので記事を更新。

環境

Windows 10 Pro バージョン1803(OSビルド17134.407)
※PowerShell or コマンドプロンプトで winver コマンドを打つと確認できます。

利用したISOファイル: kali-linux-2019.1a-amd64.iso

準備

Hyper-Vを有効化します。

  • 管理者として PowerShell コンソールを開きます。
    • タスクバーの検索ボックスで powershell と入力していると候補にでてきます。
    • 右クリック -> 「管理者として実行」でいけます。
  • 次のコマンドを実行して、インストール後に再起動します。
    Enable-WindowsOptionalFeature -Online -FeatureName Microsoft-Hyper-V -All

ISOファイルのダウンロード

Kali Linux Downloads で「Kali Linux 64 Bit」をダウンロードします。

仮想マシンの新規作成

新規 -> 仮想マシンの作成でウィザードを起動します。

名前と場所の指定

名前を適当に決めて、次へボタンをクリックします。
例)kali

世代の指定

第1世代を選択して、次へボタンをクリックします。

起動メモリ

適当にメモリを記載して、次へボタンをクリックします。
例)2048MB

ネットワークの構成

「既定のスイッチ」を選択して、次へボタンをクリックします。
注意)natを選ぶとインストール中に動的IPが割り振られないとかでハマりました。

仮想ハードディスクの接続

仮想ハードディスクを作成するを選択して、下記を入力

名前:kali_20190322.vhdx
サイズ:32GB

注意)何回か試す場合、名前がかぶらないように注意してください。仮想ハードディスクの作成が失敗するみたいです。ハマりました。

次へボタンをクリックします。

仮想ハードディスクの接続(インストールオプション)

「ブート CD/DVD-ROMからシステムをインストールする」を選択し、イメージファイルで、ダウンロードしたファイルを指定して次へボタンをクリックします。

仮想マシンの新規作成ウィザードの完了

完了します。

Kali Linuxのセットアップ

作成した仮想マシンに「右クリック->接続」し、起動します。

起動後

Graphical Install をクリックします。

Select a language

Japanese を選択して、Continueをクリックします。

インストーラの翻訳は、選択された言語では完全ではありません。と表示されたら、しょうがないので「はい」を選択して続けるをクリックします。

場所の選択

日本を選択して、続けるをクリックします。

キーボードの選択

日本語を選択して、続けるをクリックします。

ネットワークの設定

ホスト名を適当に入力します。
例)kali

ドメイン名を適当に入力します。
例)localhost

ユーザとパスワードのセットアップ

rootのパスワードを設定し、続けるをクリックします。

ディスクのパーティショニング

「ガイド・ディスク全体を使う」を選択して、続けるをクリックします。
パーティショニングするディスクを選択して、続けるをクリックします。
「すべてのファイルを1つのパーティションに(初心者ユーザには推奨)」を選択して、続けるをクリックします。
「パーティショニングの終了とディスクへの変更の書き込み」を選択して、続けるをクリックします。
確認されるので、「はい」を選択して、続けるをクリックします。

システムのインストール

終わるの待ちます。

パッケージマネージャの設定

ネットワークミラーを使いますか?で、「はい」を選択して、続けるをクリックします。
外部接続するためにプロキシが必要であれば、プロキシの情報を入力します。なければ空欄で、続けるをクリックします。

少々長いですが待ちます。
長い…

ハードディスクへの GRUB ブートローダのインストール

パッケージマネージャの設定が終わるとこちらに移行します。

マスターブートレコードに GRUB ブートローダーをインストールしますか?と表示されたら、「はい」を選択して、続けるをクリックします。
ブートローダをインストールデバイスは「/dev/sda」を選択して、続けるをクリックします。

インストールの完了

待ってたらインストール完了します。
完了したら、続けるをクリックします。
インストールを終了しています、の後、再起動します。

ログイン画面

ユーザー名:root
パスワード:xxxxxxx(さっき指定したもの)

ログインできました。

まとめ

ネットワークの設定と仮想ハードディスクのところを気をつければ、簡単にインストールすることができました。

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