起

こんにちは。CYBIRDエンジニア Advent Calendar9日目の@tossyzです。8日目は@kakizakiさんの「Web UI の自動テストツール Cypress のご紹介」でした。あんなこんな積み上げでソフトウェア品質が日々上がってるんだそうな。

承

さて、本性はプログラマーだけど業務では技術統括部統括部長という肩書でプログラム書く以外のエンジニアリング諸々をしています。
ビジネスセミナーなどにも目が行くのですが、「あの◯◯を成功させた××氏が！」という感じで成功談を語られているのをよく見かけます。
が、新しいことにチャレンジする時に、それがすぐ成功するなんてことは稀で、全力を尽くしたにもかかわらず失敗して終わるなんてことは珍しくありません。そんなものです。ごめんなさい。

転

さて、成功談と失敗談を比較すると、成功とはその案件と状況に徹底的に個別最適化を極めた結果で、失敗とは最適化し損ねた結果であることが見えてきます。
実際の所、成功談で語られる手法は個別最適化され過ぎていて、自分が抱えている課題に適用出来そうにないことばかりです。
一方、失敗談は最適化出来ていないので、二の轍を踏まない為の参考になることばかりです。

というわけで、失敗を成功のもとにするポインターを3つ御紹介します。

(1)失敗学(wikipedia)
　先達の失敗事例をどのように分析して役に立てるかという基本的な手法が簡潔にまとまっています。
(2)失敗知識データベース(Webサイト)
　古今東西の失敗事例を収集公開しています。ほとんど目を通しましたが、時々読み返しています。
(3)失敗の本質(書籍)
　太平洋戦争で日本軍が各作戦でいかに誤った判断をしていったかを著した有名な書籍です。
　一つ一つ「なんでこんな判断しちゃったの？」って考えさせられ過ぎて、読み進められてないのが難点です。

結

そして、失敗も糧として果敢にチャレンジしたい方は是非サイバードへ！

CYBIRDエンジニア Advent Calendar明日は、@crystal_geyserさんの「数多あるWebサービスをつなげて遊ぼう」です！明日もお楽しみに！