在宅勤務でお仕事をしているみなさま、おつかれさまです。
換気ちゃんとしていますか?
3時間に1回ほど喚起しないと集中力が落ちますよという話をしたいと思います。
co2濃度が1,000ppmを超えると集中力が落ちると言われています。※1
外の空気は、400ppm程度です。なので、600ppm上がると集中力が落ちるということになります。
部屋の大きさが10畳の場合、人ひとりの呼吸に含まれるco2で1時間で600ppm上がってしまいます。 ※2
でも実際は、部屋の空気は自然に入れ替わっているので、そこまで高くなりません。
私の部屋(10畳)では、計測してみると、200ppm/h ぐらい増えていました。
(下のグラフをみてもらうと、9:00-12:00の3時間で600ppmから1,200ppmの600ppmぐらい増えています)
どのくらいco2濃度が上がるかは住んでいる場所によると思いますが、3時間に1回は外の空気に入れ替えるのをおすすめします。
参考に、部屋のco2濃度を計測して、高かったら通知するシステムを作ったのでリンクをはっておきます。在宅勤務で眠たいと思ったら、co2濃度を測ってみるのをおすすめします。
※1: ビル衛生管理法というもので二酸化炭素濃度は1,000ppm以下になるように維持管理しなさいと書かれています(ちなみに、労働安全衛生法では5,000ppm以下にしなさいと書いてあります)
※2: 部屋の大きさが10畳の場合、人ひとりの呼吸に含まれるco2で1時間で600ppm上がる
- 人ひとりの呼吸に含まれるco2量: 0.024 (m3/h)
- 3% * 0.8 = 0.024 (m3/h)
- 呼気のco2濃度: 3%
- 運動したりするともっと高くなるようです
- 呼吸量: 19 (m3/日) → 0.8 (m3/h)
- 呼気のco2濃度: 3%
- 3% * 0.8 = 0.024 (m3/h)
- 部屋の容積: 40 (m3)
- 18.2 * 2.2 = 40 (m3)
- 広さ: 10畳 → 18.2 (m2)
- 高さ: 2.2 (m)
- 18.2 * 2.2 = 40 (m3)
- 部屋のco2濃度 (人ひとりの呼吸に含まれるco2量/部屋の容積)
- 0.024 / 40 / 10^(-6) = 600 (ppm/h)
- 1ppm = 0.0001 % = 10^(-6)
- 0.024 / 40 / 10^(-6) = 600 (ppm/h)