なにがあった
IBN5100。。。ではないが、同じくらいレガシーな環境でしか動かないサービスが最近まで普通に本番で使われてた話。
官公庁や老舗企業ではあるあるだと思いますが、今動いているその環境でしか動かないシステムというものが世の中には多数存在しています。特にWindows環境向けに開発されたシステム。
私は21世紀にWindows3.1で動く名刺印刷システムが現役で動いているのをみたことがあります。
最近まで現役で動いてたサービスで、
- WindowsServer2003
- .NetFramework3.5
- BASP21 DLL
- Vbscript(Classic ASP)
じゃないと動かないWebサービスがあり、当然サポートなんてとうの昔に切れているので、古いインストーラーを秘伝の書のごとく大切に保管して、新しいサーバにインストールして運用していました。
セキュリティ的な脆弱性ありありだったと思います。幸いハッキングはされませんでしたが(ハッカーも興味なかった?)。
正常に動作していたので、まあそれでも実害ないといえばないのですが、強いていうなら他社のエンジニアにシステムを説明するときに**「VBScriptってwwwwwwwwwwwwwwwww」**と大草原を生やされることくらいでしょうか。
どうしてそうなった
シンプルに、直接利益の産まないシステムのリニューアル、バージョンアップとかをないがしろにし続けた結果です。
どうすればよかった
少なくともサポートが切れる前には、バージョンアップとかリニューアルとかしましょう。
さもないと、脆弱なサーバやシステムを使い続けないといけなかったり、新しいサーバではインストールができなくなったり、技術が古すぎてエンジニアが採用できなかったり、大草原生やされたり、良いことはありません。