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初心者が機械学習をやってみたら(その1)

Last updated at Posted at 2020-07-10

早速、Jetson Nanoのセットアップを開始します。

#1.準備するもの

・Jetson Nano Developer Kit(これがないと始まりません)※以下Jetsonと言います。

・microSDカード
 (公式サイトでは、最低16GB UHS-1と記載あり。今回はNVIDIA指定に従い32GB UHS-I が最低条件)
 https://developer.nvidia.com/embedded/learn/get-started-jetson-nano-devkit

・ACアダプタ(5V/4A の 2.1mm DC バレル コネクタの電源)
 Jetsonを性能を最大限に引き出すために必要
 私は以下をAmazonで購入し使用しています。
 https://www.amazon.co.jp/gp/product/B015RKFAA2/ref=ppx_yo_dt_b_asin_title_o01_s00?ie=UTF8&psc=1

・ジャンパーピン
 上記ACアダプタを使用するために必要なものです。
 私は、家に転がっているものを使用しました。

・LANケーブル
 ヘッドレスには必須です。

・USB ケーブル (Micro-B to Type-A)
 初期設定にて使用する。

#2.SDカードイメージ作成
##2.1.SDイメージダウンロードする。

 今回はNVIDIAのイメージを使用します。
 https://courses.nvidia.com/courses/course-v1:DLI+C-RX-02+V1-JA/about
 スクリーンショット 2020-07-09 21.03.01.png

https://developer.download.nvidia.com/training/nano/ainano-ja_v1-1-1_20GB_200203A.zip
スクリーンショット 2020-07-09 21.11.02.png

・解凍する。

##2.2.SDイメージ書き込みを行う。(今回はMac OS X)※Nvidiaページに従うのが良いかと思います。
・クライアントPCにSDカードを挿入する。

・SDカードの確認
 「diskutil list」にてSDカードの確認を行う。

$ diskutil list
(略)
/dev/disk2 (external, physical):
   #:                       TYPE NAME                    SIZE       IDENTIFIER
   0:     FDisk_partition_scheme                        *31.7 GB    disk2

・SDカードのアンマウントをする。
 上記のコマンドで、SDカードが「/dev/disk2」であると確認できた。
 SDカードをアンマウントする。

$ diskutil unmountDisk /dev/disk2

・書き込み
 ※書き込み先を間違えると、クライアントPCを破損しますので要注意です。

$ sudo dd if=ainano-ja_v1-1-1_20GB_200203A.img of=/dev/rdisk2 bs=1g

sudoなのでパスワードを求められますので、入力ください。
ainano-ja_v1-1-1_20GB_200203A.imgは、ダウンロードファイルを解凍したもの。
かつ解凍ディレクトリで実行する。

・進捗確認
「dd」実行中に「Ctrl+t」にて進捗状況が確認できる。

load: 1.74  cmd: dd 16258 uninterruptible 0.00u 4.56s
4+0 records in
3+0 records out
3221225472 bytes transferred in 254.028620 secs (12680561 bytes/sec)

#3.Jetson初期セットアップ

##3.1.起動

・書き込んだSDカードをJetsonに挿入する。
・ジャンパーピンを接続する。
・ACアダプタを接続し電源を投入する。
・USBケーブルをPCと接続する。
jetson-nano-dev-kit-top_numbered.png

headless_dev-mode_animation.gif

##3.2.SSH接続

以下コマンドを実行し接続する。
ユーザ名 :dlinano
パスワード:dlinano
が初期値のようです。

$ ssh dlinano@192.168.55.1
dlinano@192.168.55.1's password:
# 確認があれば、ここでパスワードを入力する。

##3.2.IPアドレス設定

#デバイス名を確認(NAMEがデバイス名)
$ nmcli connection show
#NAMEを指定し設定(私の場合"Wired connection 1")
$ sudo nmcli c mod "Wired connection 1" ipv4.addresses "192.168.0.111/24"
$ sudo nmcli c mod "Wired connection 1" ipv4.gateway "192.168.0.1"
$ sudo nmcli c mod "Wired connection 1" ipv4.dns "192.168.0.1"

注)各アドレスは、環境に合わせ設定してください。

再起動して設定を反映します。

$ sync
$ sudo init 0
# 確認があれば、ここでパスワードを入力する。

・ACアダプタを外す。
・USBケーブルを外す。
・LANケーブルを接続する。
・ACアダプタを接続し起動する。
・SSHにて先ほど設定したIPアドレスに接続できれば完成です。

#関連(連載)

初心者が機械学習をやってみたら(その0)
初心者が機械学習をやってみたら(その2)

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