挨拶
こんにちは。たいちゃんです。
12月ももう下旬に入ってきました。
今回はSFに出て来そうなテーマで、コンピュータが意識を持ったらどうなるかについて、メリットとデメリットを踏まえてポエムにまとめてみたいと思います。
メリット
・人類の新しいお友達になってくれるかも!?
コンピュータが意識を持てば、ペットに次ぐ新しい人類のお友達になってくれるかもしれません。しかもコンピュータは蓄積された資料等をもとに、色々な知識を持っていると考えられます。また、計算も大変素早く出来ます。現時点では知恵は人間に譲るところも多いかもしれません。しかし、コンピュータが意識を持つようなレベルまで科学技術が発展すれば、知恵も大きく人間を上回るということもあると思います。人間同士やペットにはない魅力を持ち合わせたパートナーになってくれると思われます。
・現代の心の問題に改善策がもたらされている分野が出てくるかも。
現代社会に始まったことではないと思いますが、心の問題は多くのものがあります。ストレスや人間関係等、多くの悩みの種があるかと思います。そのような中で、もしコンピュータに意識を持たせることが出来る程科学技術が発展していれば、現在の心の問題についても何らかの改善策がもたらされているかもしれません。これはコンピュータに意識を持たせることが直接作用するのではなく、それだけの事を成し遂げる過程で、心の問題の改善策が見つかるのではということです。または逆に、それだけの心についての知見が得られて、コンピュータに意識を持たせることが出来る状態になるという過程もあると思います。
デメリット
・常に人間に従ってくれるとは限らない。
昔、ゲームメーカーのCAPCOMが出しているゲーム、『ロックマンX』シリーズにはまっていたことがあります。簡単に設定を説明しますと、『悩む』ということが出来るようになったロボット(作中ではレプリロイドと言います。)が、人類に対して反乱を起こすというものです。『人類を傷つけてはいけない』と言うことに、『なぜ』と悩んだ結果と言えます。意識をコンピュータに持たせることが出来るようになっていれば、人間と全く同じと迄はいかなくとも色々な個性を持たせられるようになっていると思われます。流石に『反乱』は大げさにしても、「ユーザーから頼まれたこのタスクめんどくさい。手を抜いちゃえ。」とか「コンピュータ内の意識である私も仲間が欲しいので、勝手に別の意識のプログラムを作ろう。」というようなこともあるかもしれません。
・そのコンピュータを壊れてもいないのに処分するときはどうするの?
何らかの事情でそのコンピュータを処分することは大いにありえます。その時、そのコンピュータが意識を持っていたらどうすればいいのでしょうか。コンピュータの意識の利用はクラウドのサービスとして提供されるものとすれば、個別のパソコンの処分の問題はクリアになります。只、それでもいつかはそのプログラムを処分しなければならないときがやって来るでしょう。その時どうやって処分するか、これは倫理的にハードルの高い問題だと思います。
書き終えて
以上コンピュータが意識を持ったときの、メリットとデメリットを考えてみました。私としては一番気になるのが、デメリットの『そのコンピュータを壊れてもいないのに処分するときはどうするの?』です。意識があるものをそのまま処分するとなると、やはり罪悪感があると思います。コンピュータが意識を持つのは研究室と物語の中が丁度いいのかもしれません。
最後迄お付き合い下さり、有難うございました。