JavaFXでウィンドウを表示するための最低限のコード

##Applicationクラスを継承

JavaFXアプリケーションのエントリーポイントは javafx.application.Application クラスです。
このクラスは、抽象メソッド start(javafx.stage.Stage) を持つ抽象クラスなので、このメソッドをオーバーライドする必要があります。

また、通常のJavaアプリケーションを作成する際には

public static void main(String[] args) {...}

という記述が必要なはずなのですが、JavaFXアプリケーションの場合は不要なようです（下の方にある追記とこちらの文章も参照してください）。

ですので、最低限のコードは次のようになります。

JavaFXApplication.java

import javafx.application.Application;
import javafx.stage.Stage;

public class JavaFXApplication extends Application {

	@Override
	public void start(Stage stage) throws Exception {
		stage.show();
	}
}

##実行結果

このコードをコンパイルして実行してやるとこのようになります（環境は、Mac OS X Yosemite、JDK 8u31、NetBeans IDE 8.0.2）。

これの素晴らしいところは、既に簡単なメニューとそのショートカットが実装されていてるところです。

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2015.01.22追記

この記事は私の初めての投稿だったのですが、なんと投稿の数時間後に、

JavaFXはmain()が不要

とご指摘をいただきました。ご指摘通りに、ソースを改変しています。

元々のソースは下記の通りです。

JavaFXApplication.java

import javafx.application.Application;
import javafx.stage.Stage;

public class JavaFXApplication extends Application {

	public static void main(String[] args) {
		launch(args);
	}

	@Override
	public void start(Stage stage) throws Exception {
		stage.show();
	}
}