LoginSignup
1
0

More than 5 years have passed since last update.

Visual Studio for Macを7.3にアップデートして.slnファイルが開けなくなったら

Last updated at Posted at 2017-12-05

概要

  • Visual Studio for Macを7.3(797)にアップデートしたときに特定の.slnファイルを開こうとすると、ファイル単独で開いてしまいソリューション全体を開けませんでした
  • (たぶん本質的ではないですが、).slnの最初の2行を変更して開けるようになりました。

「ソリューションが開けない」とは?

こういう状態です。

  • ファイルの開き方として「ソリューションワークベンチ」を選べない sln.png

※ちなみに、ここで「現在のワークスペースを閉じる」のチェックを外すと、複数のソリューションを1つのVS for Macで開けます。

  • .slnファイルを単独で開いてしまう スクリーンショット 2017-12-05 22.48.59.png

.sln変更before / after

もともとVS for Macで開けていたファイルのソリューションは次のような2行で始まっていました。

Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 15.00
# Visual Studio 2012

変更後はこうです。

Microsoft Visual Studio Solution File, Format Version 12.00
# Visual Studio 15

VS for Macの7.2系でも開けます。

.slnの仕様

「仕様」というまでは調べられていません。
Visual Studio 15 の15はプロダクトとしてはVisual Studio 2017を意味してそうです。

また、元のようにFormat Version 15.00のままでVisual Studioのバージョン番号を15にして.slnファイルを開こうとしても、.slnファイル単独で開いてしまいました。

Developer Communityでも、(今回のケースとは異なりますが)Format Version 15.00関連でうまく開けず12.00に戻している人がいたみたいです。

Solution created with VS 2017 for Mac can not be opened with VS 2017 for Windows

まとめ

Format Version 15.00とVS for Mac7.3(797)の組み合わせがよくない感じでしょうか?

とりあえず開けるようにしたかったので現状開けるバージョンにして回避しましたが、動向追ってみようと思います。

1
0
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
1
0