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スクラム勉強会「[すくすくスクラム仙台]スクラムガイドを読んでみよう」に参加した話

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5/23にスクラム勉強会のイベント「[すくすくスクラム仙台]スクラムガイドを読んでみよう」に参加してきました。
スクラムの知識が浅いため、体系的に勉強することで理解を深めたいと思い参加しました。
https://suku3rum-sendai.connpass.com/event/129483/

当日のイベントの流れ

参加者は10名。
内訳はIT系が7名、電機系が2名、教育関係者が1名。

「Active Book Dialogue」という手法で進めました。
www.abd-abd.com/
具体的な流れは以下の通りです。

その1:スクラムガイドのチャプター(全10章)ごとに担当者を決める。

その2:15分で紙5枚以内に要約する。

担当者が各々のチャプターを要約しました。
1 スクラムガイドの目的、スクラムの定義
2 スクラムの用途、スクラムの本質、スクラムの理論
IMG_0515.jpg

3 スクラムの価値基準、スクラムチーム
4 プロダクトオーナー、開発チーム ← 私が担当しました
5 スクラムマスター、スクラムイベント
IMG_0516.jpg

6 スプリント、プランニング
7 デイリースクラム、スプリントレビュー
8 スプリントレトロスペクティブ、スクラムの作成物
IMG_0517.jpg

9 プロダクトバックログ、スプリントバックログ
10 インクリメント、作成物の透明性、「完成(Done)」の定義
IMG_0518.jpg

その3:リレー方式でプレゼンをする。一人90秒。

時間が足りず、途中で終わってしまう方が多かったです。
(私は時間内になんとかプレゼンを終えました)

その4:気になった・もっと知りたいと思った箇所をマーク。

プレゼン後、気になった箇所をマークします。
特に
・5章(スクラムマスター、スクラムイベント)
・10章(インクリメント、作成物の透明性、「完成(Done)」の定義)
にマークがつきました。

その5:特にマークが多い章2つを取り上げ、グループに分ける。15分間質疑応答をする。

ここから5章と10章、2つのグループに分かれて質疑応答をします。
私は5章のグループに行きました。

5章をざっくり要約すると以下の通りになります。

開発チームにおける開発の流れはざっくり言うと、
「レビューをする→チーム全体でレビューをする」こと。
この流れをできるだけ早いスパンでやると良い。
5章ではスクラムマスター・イベントが果たす役割の話をしている。
スクラムマスターは開発チーム、プロダクトオーナー、組織を支援する。```

質疑応答では以下の質問と回答が出ました。
Q1.
スクラムの「イベント」とは何か?イベントという単語だけでは抽象的で分かりにくい。
A1.
規則的/一定にサイクルでやる、会議や打ち合わせなどのようなもの。

Q2.
スクラムの効果があることを証明するにはどうしたらいいか。
A2.
・残業時間が減ったか
・ソースコードが綺麗になったか
・バグが減ったか
等にフォーカスを当てると良い。
組織を上手く回して、メンバーの力を引き出せるようにするとなおよい。

Q3.
スクラムマスターが開発チームの支援でするべきこととして、
「進捗をさまたげるものの排除」とあるが、具体的にはどういうことをするのか?
A3.
作業の優先順位をつけ、優先順位の高い作業からやる。
優先順位の低い作業が溢れて「進捗を妨げる」ことを防ぐ。

## その6:最後に質疑応答の内容やでた意見を発表する。
最後に5章、10章のグループでどんな質問や意見が出たか発表します。
10章のグループ(インクリメント、作成物の透明性、「完成(Done)」の定義)では、以下の内容を発表していました。

Q.
完成(Done)の定義において、リリースをするかしないかの判断はどうやってするのか。
A.
クライアントと事前に認識あわせをする。
認識合わせのずれを防ぐためには、
・カテゴライズ
・コミュニケーション
・プランニング
などの手段で見積もりのミスを防ぐことが大事。

## 感想
・スクラム開発を体系的に学ぶことができたため、「感覚として知っているけど概念的にはよく知らない」状態から理解が深まりました。
・スクラム=webシステムの開発に主に使うイメージがありましたが、勉強会を通じ製造・教育など幅広い分野に応用できるものであることが分かりました。
・整理してプレゼンしたり、気になった点を質問して掘り下げたり、どんな質疑応答や意見が出たかをまとめたりすることで、ただ本を一人で読むのに比べ効果的に学習することができました。
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